練馬区のEOS PHOTOGRAPHYのブログ
2021年11月22日
お宮参りや七五三を撮影するにあたりお願いがあります。
①太陽に向かって立たないでください。
順光になると立体感のない、ベタっとした感じの写真になるので
可能な限り半逆光か逆光で撮影をします。
また木漏れ日が顔やカラダに落ちると
明るさにムラのある写真になってしまいますので
日陰になっている場所を探して立ってください。
日なたで撮影していいのは素人さんだけになります。
②遠くから離れて撮ります。
背景や構図を作ることを考慮して
遠くに離れて望遠レンズを使って撮影することが多いので
カメラマンが目の前にいないからといって油断をせずに
常に撮られているという意識をちょっとだけ持っていて下さい。
③カメラマンが撮影可能か否か事前確認をお願い致します。
神社によっては外部カメラマンが撮影する際には
事前の申請や撮影料を支払う必要がある場合もあります。
当日になって申請書を書いたり説明を受けたりしていると
大切な撮影時間が削られてしまいますので
ご注意願います。
④被写体は大人ではなく子供です。
慣れない着物を着たり、知らない大勢の大人の中にいると
お子さんによっては不安になったり、泣き出したり、不機嫌になったりしますが
そこで無理をしてカメラに向かせたり
ポーズを取らせたりするのは困難を極めます。
後から見て
「あの時はぐずって大変だったんだよね!」
と笑えるような写真も大事ですので
ありのままの記録を残すようにしています。
⑤写真は想い出で、単なる記録ではありません。
数年後に写真を見た時に
「あの時はこんなことがあったよね♪」
と記憶が蘇る写真をとることをモットーにしています。
写真館やスタジオで撮影した写真は
意外と思い出としては残らないものですから
撮影の際にはいろいろなお願いをすると思いますが
どうか無理難題を吹っ掛けるカメラマンの相手をしてあげて下さい。
⑥口調が時々変わります。
平日は幼稚園や小学校の撮影をすることもあるので
子供を前にすると
「幼稚園の先生口調」
になったり
週末は結婚式の撮影をしているので
お父様、お母様を
「ご新郎、ご新婦様!」
と呼んでしまうことがありますが
どうか気にせずに軽く受け流してください。
⑦いろいろやらされます。
お宮参りは家族の写真撮影ですので
おじい様とおばあ様のツーショット写真を撮らせていただくことがあります。
その際にも腕を組んで頂いたり
見つめあってもらったりと
ちょっと恥ずかしく感じるポーズをお願いすることがありますが
数十年前の結婚式を思い出して
楽しんで頂けたら幸いです。
とかなりヘンテコなカメラマンではありますが
素敵な思い出を残したい一心で撮影していますので
どうかお付き合いいただけますようお願い申し上げます。
店長:梅津 創
平日は写真撮影の講師、学校写真、企業撮影。週末はブライダルやスポーツの撮影をしています。ありがとうが最高の誉め言葉です。
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