横浜市瀬谷区の風来工房のブログ
2025年7月11日
トイレを交換するときに大事なこと。それはなんと言っても「排水芯」を確認することです。
排水芯とは何か?
それは後ろ壁から何ミリの位置に排水パイプが立ち上がっているか?
という数値です。
床排水型の場合、主に2種類です。ひとつは排水芯200ミリ。もうひとつは排水芯が200ミリ以外。
この写真はトイレを外したところです。グレーのソケットの上に便器が乗っかる形になる訳ですが、このソケットの後ろ壁からの位置がメーカーや型番などで異なるのです。
このトイレは排水芯200ミリでした。ですので、新しいトイレも排水芯200ミリの物を使います。
しかし、元々ついている便器の排水芯が300ミリや400ミリだった場合、そこに排水芯200ミリのトイレを付けようとすると、便器が10センチあるいは20センチ前に出て来てしまう訳です。もしかすると、便器が前に出すぎて、座ることが出来ないなどの不具合が生じる可能性があります。その場合は、排水芯が200ミリ以上の長さに対応出来るアジャスターがついている製品を用意します。メーカーによって呼び名が違いますが、「リモデル式」とか「リフォーム型」といった製品名がついています。
上記の理由により、新しいトイレを購入する際は、現在ついているものの排水芯を調べ、その排水芯に合致する製品を購入しなければなりません。
その排水芯はどうやって調べるかというと、便器の左側に型式が記載されているので、その型番+排水芯でネットで調べることができます。それで分からない場合は、メーカーに電話して聞いて見ると教えてくれます。
また、種類は少ないですが、排水芯120ミリという特殊な便器があります。現在の製品では対応しているものが限られるので注意が必要です。
今回は床排水型のトイレについて説明してますが、トイレの排水の型には「壁排水型」というのもあるので、間違わないようにしてください。
説明が長くなりましたが、お分かり頂けましたか?
購入したものが取り付かないとなると大変悲しいので、購入前には十分な下調べをしてください。
夜中にスマホ眺めてたら、なんとなく良さげなものを見つけたので、思わずポチッとしちゃった…なんてのはダメですからね~(笑)
(;・∀・)
 
        店長:前野 賢一郎
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