堺市西区の有限会社小島瓦店のブログ
2026年2月24日
2月といえば節分でしたが
この時期になると鬼の話題が増えます。実は屋根の上にも“鬼”がいることをご存じでしょうか。
それが「鬼瓦(おにがわら)」です。
一般的には迫力ある鬼の顔を思い浮かべますが、鬼瓦とは本来、屋根の棟(むね)の端に取り付ける瓦のことを指します。
鬼面だけでなく、家紋や龍、鳳凰などの意匠も鬼瓦の一種です。
屋根の一番高い場所に据えられ、建物を美しく納める重要な役割を担っています。
昔は魔除け・厄除けの意味が込められ、力強い表情の鬼瓦が多く作られました。
鬼は怖い存在でありながら、同時に「悪いものを追い払う力を持つ存在」とも考えられてきました。
●●今回ご紹介している1枚目の画像の鬼瓦は、実際に使われていた本物の鬼瓦です。
長い年月を経た風合い、深く力強い彫り、手仕事ならではの表情。
同じものは二つとありません。
近年では、こうした鬼瓦がアンティーク雑貨として注目されています。
・和室のインテリアに
・玄関先のディスプレイに
・店舗の装飾として
屋根に載せるものから、空間を彩る存在へ。
新たな楽しみ方が広がっています。
小島瓦店でも一点ものとして販売しておりますが、すべて現品限りです。
売れてしまえば、まったく同じ鬼瓦が入ることはありません。
「鬼は外」と言いながらも、屋根の鬼は“家を守る鬼”。
いわば屋根の上の守り神です。
●●一方、現在の住宅では、鬼の顔ではないデザインも増えています。
住宅様式の変化や周囲への配慮から、家紋入りやシンプルな意匠を選ばれるケースも多くなりました。
(※2枚目の写真が現在多くみられる鬼瓦です。)
時代に合わせて姿は変わっても、
屋根を美しく納め、建物を守るという役割は変わりません。
鬼瓦は、単なる飾りではなく、
機能と意味を持った“技術のかたまり”なのです。
そしてその技術は、今も職人の手によって受け継がれています。
●●3月には、瓦の技能グランプリが開催されます。
伝統の技術を競い合う舞台に、小島瓦店も出場予定です。
鬼瓦が屋根の上から家を守り続けてきたように、私たちもまた、日々技を磨き続けています。
一枚の瓦を納める精度。
一寸の狂いも許さない施工。
現場で積み重ねてきた経験と技術を、全力でぶつけてまいります。
時代が変わっても、瓦職人の誇りは変わりません。
屋根を守る鬼のように、私たちも真っ直ぐに挑戦します。
★★★
堺市・和泉市・大阪府を中心に、近隣地域にもお伺いします。
地域に根ざして60数年、近畿の瓦屋根を守り続けてきました。
屋根に関するお悩みは、どうぞお気軽にご相談ください。
店長:小島 敏嗣
屋根の事ならおまかせ!!
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