【過去の施工事例より】フェラーリ348　カビメンテナンス

2025年1月4日

ガレージ保管されたヴィンテージカーは、カビが集落化していなくても、防カビメンテナンスを実施することをお勧めします。

①カビの因子（真菌・胞子）はどこにでも存在しています。
②『酸素』のある環境で、
③カビの発育する『湿度』『温度』の条件が整い、
④カビの『栄養素』があればカビは育成します。

①、②はほぼコントロールできません。
③はエアコンが常時稼働していれば防ぐ事が出来ますが、万人向けでは有りません。

となると、①と④を徹底除去する事が私達の主な仕事となります。
同時に、1度の施工で、1シーズンの間カビの発生を防ぐとなれば、高性能な抗菌（継続性のある除菌処理）をしない限り無理であることもご理解頂けると思います。

皆さんが知っている「カビ」とは、集落化したカビの最終形態であって、実はその手前の状態の目に見えない因子を除去し続けることが必要となるんですね。

その意味では、年間（＝1シーズン）数回の防カビメンテナンスをおすすめ致します。

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