名古屋市中村区のエーアイデザインのブログ
2021年10月13日
名古屋市中村区のアンテナ工事、エーアイデザインの作業ブログをご覧の皆様こんにちは。
本日は新築で人気のデザインアンテナを壁面設置ではなく敷地内ポールへの設置工事の内容です。
●スッキリポールとは?
一部住宅メーカーではスッキリポールという配線を引き込むための柱が設置されています。スッキリポールというのは、電線・光ケーブルなどの電気配線を電柱から一旦このポールに引き込んで、地中に埋設した配管を通して住宅に送りこむための設備です。スッキリポールという名称はパナソニックの商品名であり、正しくは「住宅用引込柱」と言います。しかし、実際にはパナソニックの商品が大半のようですので、一般的にはスッキリポールという商品名の方を使用する場合が多いようです。このスッキリポールを設置する目的はいろいろありますが、第一に建物に直接電線類を引き込まないため、美観が向上する。第二に電線類の庭木と電線類トラブル防止に役立つ。第三にスッキリポールに電気メーターがあるので、検針員の方が敷地内に入ってこない。などの利点があるようです。
このスッキリポールを設置する物件には特徴があります。一般の方がスッキリポールを設置希望されるケースは少なく、多くはハウスメーカー主導で設置の有無を決められているのが実情のようです。具体的には、積水ハウス、セキスイハイム、ダイワハウス、の3メーカーの住宅は、スッキリポール設置を基本設計とされておられるようです。敷地形状・敷地面積・建物仕様などによっては、基本設計でない場合もあります。一方で、このメーカー以外の住宅は、スッキリポールは基本的に使用しません。施主様から要望があった場合のみ対応するというスタンスとなっているようです。スッキリポールが必要かどうかは、意見が分かれるところではありますが、上記利点のうち今日の住宅事情を見た場合、電柱と干渉するような大きな庭木を植栽している住宅は限られていると思いますし、電気メーターも今日ではスマートメーターに切り替わり、検針の必要がなくなってきたことを考えると、設置する利点は建物の美観が向上するという利点のみとなるような気がいたします。スッキリポール設置に際しては、ポール自体数十万円の費用がかかります。施工費まで考えると100万円くらいはかかると思います。美観の向上のために必要な工事費として、必要か否か、高いか安いかは、各自の判断に委ねます。
●スッキリポールへのアンテナ設置
スッキリポールが立っている住宅の場合は全てのケーブルの入り口がこのポールになりますのでデザインアンテナと言えども壁面に設置することは基本的には出来ません。ポール用の特殊な金具を用いてマスト(ポール)を立て、そこに設置施工をします。
通常のUHFアンテナであれば25φ(mm)のマストを立てて上部に設置をすればOKですが、デザインアンテナは平面型ですので非常に風の影響を受けやすく25φ(mm)マストでは台風などの強風によって折れ曲がってしまう恐れがあります。ということでスッキリポールへのアンテナ施工の場合はある程度の高さへの設置をする場合、32φのマストを使用してデジアンナアンテナを設置するのがセオリーです。
●デザインアンテナとは?
新築物件で一番人気の箱型のアンテナです。壁面に設置をしますので強風にも強いメリットもありますが、屋根上に設置をするアンテナに比べて電波が弱いデメリットもございます。
当店では4色よりお選びいただけます!
●工事開始!!
当日はやや風も強く、作業がしにくい環境でした。ポールにハシゴをかけてスタートです。大切なのは受信のレベル。電波塔に近い地域でしたらある程度の高さでも受信可能ですが、基本的に屋根上の高さを越えなければ受信することができません。
実際にポールの上部での受信確認を行い一定のレベルを受信できる高さを確認することが大切です。高さはポール上部から70cmの位置で十分な電波の確認ができました。
次にポール内部点検口を開口して配線類のチェックを行います。ポールへの引き込み口は3つありますが、「電力ケーブル」「光ケーブル」で埋まっていたので残り1つの引き込み口を使用しての工事を行いました。
工事完了!!
↑After
↑点検口へブースター設置
今回はポールと同じダークブラウンのカラーでセッティング。
本日も満足のいく作業が行えました!!
●今回の工事代金● (所要時間 90分)
基本工事(デザインアンテナ) 23,000円
ブースター 14,000円
スッキリポール施工工事 10,000円
合計 47,000円(税込)
皆様のお問い合わせ、見積もり依頼をお待ちしております!
店長:岩本篤哉
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