名古屋市中村区のエーアイデザインのブログ
2022年1月22日
名古屋市中村区のエアコン設置工事工事、エアコン取り付け工事のエーアイデザインの作業ブログをご覧の皆様こんにちは。
■ご相談内容
本日は室外機を置く場所を少し離れた場所に置きたい、という要望を頂いた工事を行いました。基本的にエアコンは設置面の真裏に穴を開けてまっすぐ直線で下に下ろすのが一般的な工事内容です。しかし室外機をそこに置きたくない、置けないというシーンも見受けられます。そういった場合は配管延長&化粧カバー延長を行ってご希望通りに室外機の設置を行います。
ただし例外としてNGとなる例として配管、電線の延長はできるのですが、排水のホース(ドレンホース)に関しては排水を促すために勾配を付けて斜めに走らせる必要があります。真横に引いて欲しいという要望もしばしばありますが確実に排水が滞留してしまいホースの中で水が腐ってゼリー状となってゆくゆくは室内機から漏れ出します。ということで真横にまっすぐ引く工事は絶対に行うことができませんのでご注意ください。基本的に真裏にベランダがない場合の室外機は1階地面置きとなります。
■設置工事完了
少しわかりにくいのですが画像の様に設置を行いました。
↑After
今回は2台の設置です。2階部分と1階部分からそれぞれ配管(化粧カバー)を出してまっすぐ下へ走らせます。
↑After
次に90度曲がりを入れて横へ走らせます。この時気を付けるのはドレンホース(排水ホース)はここでバイバイ。下に落とします。先述の通りこうしないと水が詰まってしまうからです。
↑After
そして室外機はこの様に設置しました。こういった設置の仕方であれば正面から室外機を隠すことができます。
■先行配管&隠蔽配管は絶対にやめた方が良い
ここでこういったブログを書くと素人さんの場合は最初(建築時)から隠蔽配管にして壁内に配管を入れて工事した方がいいんじゃないの?っていう疑問が飛んできます。
隠蔽配管は最初こそ良いものの、将来エアコン入れ替え工事、万が一の修理工事の時に絶対に後悔することになります。
①隠蔽配管のエアコン入れ替え工事は大体の業者から断られる
②壁内部の配管が劣化したら壁&天井を壊して配管の入れ替えが必要
③排水ホースに虫が詰まって水漏れを起こしたら壁内部に水が入る可能性
④設置機種が選べない
⑤エアコンのサイズ規格が変わったら設置不可
ざっと並べただけでもこれだけのデメリット。逆にメリットとしては、
①室外機の設置場所が目立たない
これだけです。先行配管(隠蔽配管)にして後悔しなかった人を見た事がないほど隠蔽配管は将来必ず後悔します。
一部住宅メーカーや工務店でやけに先行配管を勧める業者さんもいらっしゃいますが、エアコンの寿命は10年で10年経てばもう関係ないから見た目重視で住宅販売しますよね。壁や天井を壊して配管を入れ替えるのはかなりのリフォーム費用が必要となります。
建築後検討中の方は今からでも遅くないので先行配管(隠蔽配管)は絶対に避けましょう。
話は逸れましたが本日も完璧な仕事ができました!!
●今回の工事代金● (所要時間 3時間)
基本工事(2.2kw/2台) 26,000円
配管延長4m(1台) 10,000円
配管延長6m 15,000円
屋外化粧カバー6m 12,000円
屋外化粧カバー8m16,000円
屋外化粧カバー曲がり2箇所(2台) 6,000円
高所ハシゴ使用5,000円
合計90,000円(税込)
皆様のお問い合わせ、見積もり依頼をお待ちしております!
店長:岩本篤哉
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