福岡市南区の家事代行てとてっとのブログ
2025年11月25日
昨日は春日市の定期利用のお客様のお宅へお伺いしました。
祝日ということもあり、小学2年生の息子さんも在宅の日。
この男の子とは、前回ポケモンカードを一緒に仕分けしたのをきっかけにすっかり仲良くなっていたのですが、今回はついに “お部屋全体の整理収納” を一緒にすることに。
この時間での男の子の変化がとても素敵だったので、何回かに分けてお話させてください。
初めてお部屋を見たとき、
「なるほど…これは片付けに困ってしまうのも無理はないな」
と感じました。
本人にとってはどれも宝物。
けれど置き場所が決まっていない
だから遊んでは散らかりっぱなし
そもそも“片付け方”を知らない
これは子どものお部屋でよくある状態です。
叱られたら一瞬は片付けるけれど、
「どこに置けばいいかわからないから、戻せない」
という悪循環に入ってしまっています。
そこで今回は、いきなり片付けを始めるのではなく、
まず男の子に“お部屋から出てもらう”ところからスタート。
そして、私がよく使う「小さなおまじない」を。
「ここは初めて来るお部屋だよ。どんな部屋か見てみよう?」
男の子はドアを開けてしばらく眺め、
「うん、遊んだあとって感じ」
と、素直に言ってくれました。
続けて聞きました。
「そこにあるもの、大切そうに見えた?」
「うーん……あんまり」
ここで、彼の中で“気づき”が生まれたように感じました。
自分にとっての宝物も、置かれ方次第で“ただ散らかっているもの”に見えてしまう。
その気づきが、片付けの一歩目になるんです。
次回へ続きます。
「あなたらしい時間」を作るお手伝い
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