品川区のMCなないろのブログ
2025年11月4日
七五三の季節、
着付け師にとっても忙しい時期です。
着付け師なないろも、
司会に加えて出張着付けのご依頼を多くいただき
大忙しの毎日です🎤👘
先日、7歳のお子さんを
着付けしていたときのこと。
「これなぁに?」と、
胸元の「はこせこ」に興味津々のご様子。
せっかくなので、今日は、
七五三の7歳さんが身につける、
はこせこ・しごき・扇子・日本髪の意味を
少しご紹介します🌸
💖はこせこ(筥迫)
はこせこは、昔の女性が
懐(ふところ)に入れていた
小さな化粧道具入れが由来です。
江戸時代には、
上流階級の女性のたしなみとされ、
「身だしなみを整える」「心を清める」
という意味もありました。
七五三では、
「もう幼い子どもではなく、
一人の女性としての第一歩」を象徴しています。
中には何も入っていませんが、
大人の装いをまねることで、
少し背伸びした気分に💕
💗しごき
もともとは帯を締めるための補助布でしたが、
今では装飾として残っています。
赤やピンクのしごきは
魔除けや幸せを呼ぶ色とされ、
裾まわりを華やかにしてくれます。
ひらひら揺れる姿は、
7歳さんならではのかわいらしさですね。
🌸扇子
扇子は「末広がり」の形から、
将来の幸せや繁栄を願う縁起物。
帯にさしておくことで、
よりお祝いの装いらしくなります。
🎀日本髪(にほんがみ)
七五三といえば、
やっぱり伝統的な日本髪も人気ですね。
日本髪はもともと成人女性の髪型として
発達したもので、
髪を結い上げることには
「大人になる」「一人前になる」
という意味があります。
また、「髪=神」と書くように、
神様に感謝を伝える、
神聖な装いともされています。
晴れの日に美しく髪を整えることは、
「これからの人生が整っていきますように」
という願いの表れでもあるんですよ✨
七五三の装いには、ひとつひとつに
成長や幸せを願う意味が込められています。
「かわいい!」の中にある、
日本の伝統や想いを、
着付けを通して伝えていけたらうれしいです。
笑顔いっぱいの七五三になりますように🍁
👘 七五三など着付けについてのご相談は
なないろへお気軽にご相談ください🌸
店長:小野聡子
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