真空引きの必要性

2022年3月14日

久しぶりの書き込みです。
エアコンを取り付ける際必ず行う作業に真空引きというものがあります。
これは配管パイプや室内機に有る空気を抜き真空状態にする作業です。
なぜ必要かと言うと、空気中には水分が含まれています。
エアコンを運転すると部屋が冷えるのと同じように水分も冷やされやがて氷となって前にも話しました冷媒回路の細い配管や弁に付着して冷媒ガスが通れなくなり冷えない原因となります。

真空引きをすることによってこの空気を吐き出し水分を無くしてくれます。
昔はメーカーも引っ越しなどの付け替えも考え多めにガスを入れてくれていたのとオゾン層の破壊等の考慮もなかったため真空引きを行わずエアパージと言ってフロンガスの力で空気を抜いていましたが、現在はどの種類のガスも放出は禁止となっています。

メーカーも余分には封入しておらず部屋を冷やすための規定量しか入っていません。
そのため真空引きは、業務用だろうが家庭用だろうが必ず行わなくてはなりません。

当社はこのフロンガスの回収や充填の資格を取得しており、埼玉県にも登録済みです。

安心して作業をお任せください。

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