相模原市中央区のマルトミ電化のブログ
2025年10月25日
最近の夏は暑くて長いですよね。エアコンが無いと絶対無理です!
でもそのエアコンの使い方で水漏れが多く起きています。今年の夏最も多く水漏れが起きた原因は、リモコンの操作にありました。
例えば、室温が30°だとして、設定温度を冷房で25°にした場合、室外機はフル運転します。
その状態で電気代節約の為なのか、風が嫌いなのか判りませんが、風量設定を微風にしているのです。
この使い方ですと、エアコンは室内を冷やそうとフル運転しているのに、風量を微風にしているために室内機自体が結露してきます。
その結露した水滴が溜まって1か所からボタボタっと落ちてきます。この現象は除湿(ドライ)にした場合も起こりえます。
除湿機能は部屋の温度をなるべく下げないで冷房運転しているのですから、同じ事が起こりえます。
あと、フィルターを掃除しないで詰まっている時にも同じ症状が出てきます。エアコンは冷やそうとして風を吹き出そうとしているのに、フィルターが詰まって吸い込まなくなっていると、当然の事ながら室内機が結露して水漏れが起きます。
こういうことを改善するためのエアコンの操作方法、そして電気代を安くする省エネの操作方法をお教えいたします。
まずエアコンの電気代は、室外機を動かす為に使われる電気量が大半を占めていますています。なので冷房で温度を設定した場合は、その温度に到達するまで室外機はフル稼働します。そして温度に達したら一度止まって温度が上がってきたらまたフル稼働します。この状態で風量を微風にしている場合は、室内機が結露するので、風量は自動のまま動かさずに温度調整した方が良いです。
そして省エネの使い方は、冷房や暖房の手動設定では無く、自動運転で機械任せにした方が、設定温度まで近づくと室外機を調整して設定温度をキープしながら室外機をゆっくり動かします。自動運転でも暑ければ温度を下げられる機種や、手動のように温度を設定できる機種もあります。
この自動運転こそが省エネ効果が高い使い方になるのです。
自動運転の無い機種は、風量を必ず自動にしてください。
室内機の風量を微風にしても電気代は変わりませんので、必ず自動にして温度調節で使った方が良いです。
店長:松浦 久
新築時やリフォーム時のエアコン隠ぺい配管と取付工事を行っている職人です。
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