石巻市の猟師作家だるのブログ
2025年8月30日
今回は、住宅の裏庭に放置されていた切り株の中に営巣したスズメバチの駆除です。
写真の通り、切り株は朽ちて中が空洞になっており、その隙間を利用してスズメバチが巣を作っていました。
こうした場所は外からは巣の存在に気づきにくく、
ハチが頻繁に出入りするようになってからようやく気づくケースが多いです。
内部を確認すると、すでにハチの巣板が複数段形成されており、働きバチが活発に活動していました。
切り株のような自然の空洞は外敵や雨風から守られやすいため、スズメバチにとって格好の営巣場所です。
裏庭ということで人の往来は少ないものの、知らずに近づいて刺されるリスクは高く、早めの対応が必要な状況でした。
今回は、まず巣全体に袋をかけ、煙の薬剤で蜂を弱らせ、の出入口付近出入りしていた働きバチの数を減らすことから始めました。
その後、切り株の空洞内部に専用薬剤を注入し、巣全体に薬剤が行き渡るように処理を行います。
中は複雑な構造になっているため、何度か薬剤を追加し、ハチが全滅したのを確認しました。
作業中は戻り蜂も多く、粘着シートと薬剤の併用で安全に対処しました。
最終的には巣の残骸を取り除き、切り株の内部をしっかりと確認して作業を終了しました。
作業時間はおよそ1時間ほどです。
お客様からは「子どもが庭で遊ぶので心配していた。早めにお願いして良かった」と安心のお声をいただきました。
切り株や倒木、ウッドデッキの下など、木材が腐って隙間ができた場所はスズメバチの格好の巣作りスポットです。
普段あまり目につかないため、巣が大きくなるまで気づかないことも少なくありません。
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