越谷市のしろまるジャパンのブログ
2025年10月31日
こんにちは!
くらしのマーケットでドラム式洗濯機の分解洗浄を行っている「しろまるジャパン」店長のコミです。
パナソニック製ドラム式洗濯機を
4年以上使用している、または1日2回以上の洗濯が習慣になっている方へ。
見過ごされがちな「内部の消耗」が、静かに進行している可能性があります。
見えない消耗部品の限界:使用約4年でリスク急増
パナソニックのドラム式洗濯機に採用されているVベルトは、
“1日1サイクルでおよそ4年”が交換の目安とされています。
裏を返せば、
4年以上使い続けている
1日2回運転して2年以上経過している
この場合、故障リスクが大幅に上がっているゾーンです。
使用状況 交換の目安 リスク
1日1回 約4年 高
1日2回 約2年 極めて高
「そういえば、うちはもう◯年目だな…」
という方は、特に注意が必要です。
Vベルトとは?動力を支える“縁の下の力持ち”
Vベルトは、モーターの力をドラムへ伝えるためのパーツです。
クルマで例えると、エンジンとタイヤをつなぐ重要なベルトのようなもの。
役割は以下の通りです。
・ドラムを回転させる
・脱水の回転力を発生させる
・運転をスムーズに保つ
この部品に劣化が生じると、洗濯機全体の負担が一気に増えます。
放置は危険:Vベルト劣化が招くトラブル
Vベルトを交換せず使い続けると、次のような不具合が発生しやすくなります。
1. 洗浄・脱水性能の低下、異音
・脱水力が落ちる
・洗浄ムラが出る
・キュルキュル音や振動が増える
2. 他部品へのダメージ拡大
・ベアリングに過負荷 → 劣化を早める
・モーターや基板への負担 → H35エラーや高額修理へ
・パーツ干渉による破損
3. 使用中の突然停止
・ベルトが切れると回転不能
・途中で止まり衣類が水浸しのまま…というケースも
正しい対処法:早めの交換が最も賢明
Vベルトは「消耗品」です。
しかし見えにくいため、多くの方が交換のタイミングを逃します。
実際に私が、経験した現場でもベルトの劣化によって軸がずれて、バランサーリングと、
脱水受けのカバーが干渉し、修理費用が高額になったお客様もいました。
理想のタイミング
使用4年以上、または2年以上(1日2回使用)
異音・脱水不良・回転ムラを感じたとき
分解クリーニングと同時に交換
早期交換は、
「高額な故障を防ぐ、最もコスパの高いメンテナンス」です。
まとめ
ドラム式洗濯機は家電の中でも負荷が大きく、
特にVベルトは定期的なメンテナンスが必須です。
4年(または2年)で交換の目安
劣化放置は他部品の故障を誘発
クリーニングと同時交換が最も効率的
洗濯機のトラブルは「突然」起こります。
不便な生活を避けるためにも、早めのチェックがおすすめです。
店長:巨海真一朗
片付け買取のお店、ドラム式・縦型洗濯機分解洗浄、エアコンクリーニングのお店
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