名古屋市南区のBLUE SKY合同会社のブログ
2021年10月2日
そもそも【経年劣化】とは、何でしょうか?
WEB検索をすると、
時間とともに品質が低下すること。
雨風・湿気・温度変化・日照などによる品質の低下だけでなく、通常の方法で使い続けることによる摩滅、汚れ等の損耗も経年劣化である。
と書かれています。
では、家庭用壁掛けエアコンに使用されている部品等が経年劣化をすると、、、
どうなるのか。。。
①本体カバー・ルーバー類
本体カバー・ルーバーのほとんどが樹脂製・プラスチックにより成型されて製品化されています。
劣化すると、柔軟性を失い脆く(もろく)なったり、プラスチック同士がしっかりくっついて
離れない膠着(こうちゃく)状態になったりします。
このような状態で分解・組立を行うと、部品にヒビが入ったり、最悪割れてしまいます。
②電気部品類
モーターなどの電気部品・基板内の電子部品は、決められた品質基準が決められており、多くの部品の組み合わせで製品化されています。
特にモーターは劣化する事で、力不足で動きが悪くなったり、最悪の場合、動かなくなります。
例えば、ルーバーに使用されているモーターが劣化すると、スムーズ動かない。(開かない。閉じない。)という事象が発生します。
また、電子部品が劣化すると、感度が低下します。
③ゴム部品(ブッシュ・軸受け等)
ゴム部品が劣化すると、硬化します。
モーターの軸などに嵌め込みされているブッシュが劣化すると、軸の隙間が埋められなくなり、回転時に異音が発生します。
各メーカーの補修用性能部品の保有期限は製造打切り後、約10年(メーカーにより異なる)となっており、年数の古いものほど修理対応が難しくなってきます。
このようなリスクを、ご理解を頂いた上で・・・ご予約をお願いします。
店長:藤松建二
【地域一番店を目指してます】親切、丁寧な作業と接客を心掛けています。満点評価を頂けるように一生懸命、綺麗にします。
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