豊中市のクリーンネイティブのブログ
2023年5月3日
今日はごみの日です
・・・と言われても・・ですよね(笑)
確かに私の住んでいる地区は今日は
可燃ごみの日
でしたがそうではなく
今日は5(ご)月3(み)日の日なのです
今リユースやリサイクルが叫ばれていますが
この考え方はいつから始まったのでしょうか?
実は江戸時代からすでにあったものだと考えられています
例えば「下駄」
鼻緒が切れれば鼻緒だけ交換し
歯が無くなれば歯だけを交換する
町にはすでに
「古着屋」や「古鉄屋」「紙屑屋」がありました
人の糞尿は?
実は糞尿は農家の飼料になるため高値で売買されていたそうです
これは化学肥料に変わる昭和初期くらいまで続いていました
当時は土に還らないものが少なくほとんどのものが処理できていましたが
それでも川への不法投棄などは江戸時代から問題視されていたようです
戦後、急成長を遂げた日本ですが比例して問題視されたのが
「公害とごみ問題」
町にはごみがあふれていました
当時の国鉄ではごみを床に置くのが常識でした
列車のトイレも垂れ流し
すぐ下は穴が開いているだけです
それより少し前に遡りますが
夏目漱石の「三四郎」という小説は
主人公の三四郎が列車で食べた駅弁の空箱を
窓から投げ捨てるという今では考えられない状況でした
町にウジや蠅がたかり伝染病も引き起こす
ということで社会問題になりました
1960年代に各地でごみ処理場や学校等で焼却炉ができ大量に処理できるようになりました
これにより病気の蔓延は解決できた
ように思えましたが今度でてきたのは
「ダイオキシン問題」
焼却炉で燃やしたプラスチックなどからでる有害な物質が人体に影響を
及ぼすということがわかりました
このダイオキシンで有名な問題が
「水俣病」
ダイオキシンを含む工場排水に出たメチル水銀が入った
魚を食べたことにより約2,000人の方が命を失う
ことになりました
この問題よりごみの分別が叫ばれるようになり
江戸時代とは違う理由でリサイクル、リユースをする動きに
なっているということです
よく「可燃物ってほとんどのものは高温で燃えるでしょ?」
と言われます
確かにプラスチックや空き缶なども燃やそうと思えば燃えます
ただそれにより有害なガスが出るので一緒にはしない
ということが重要なのです
正直まだ私も勉強しないといけません
ごみの日にごみのことを考えるいいきっかけになりました
店長:具志堅 修
赤ちゃん、ペットも安心の【エコ洗剤】使用。丁寧な作業を心がけています(^^♪
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