丹波篠山市のennのブログ
2021年1月17日
おはようございます。
いきなりですが、753を迎える親御さんに聞きたいのですが、753写真に求めるものは何ですか?
・記念写真としてきちっとした写真を残したい
・子供らしく笑顔で残したい
・衣装も髪型もこだわって残したい
などなど
ご家族の想いによって様々だと思います。
ここで話を少し変え、753はなぜ存在するのかを書きたいと思います。
753は室町時代といわれ、江戸時代の武家社会を中心に関東から全国へ広まったとされています。当時は乳幼児の死亡率が高く、生まれてから3~4年たってから現在の戸籍にあたる人別帳や氏子台帳に登録されていました。
そのため、753のお祝いは今まで無事に成長したことへの感謝と幼児から少年・少女期への節目にこれからの将来と長寿を願う意味を持っていたようです。
そのような背景から子供の成長と幸せを願い、神様にお祈りと感謝をするお祝として普及し、明治時代に現在の形になったと言われています。
こんな意味合いで753がスタートしました。
そして、なぜ3歳、5歳、7歳でお祝いするのか?
3歳・・・男女とも髪を伸ばし始める ”髪置(かみおき)”
5歳・・・男の衣服である袴を着る ”袴着(はかまぎ)”
7歳・・・女の子の着物帯の装い始め ”帯解(おびとき)”
3歳で言葉を理解するようになり、5歳で知恵づき、7歳で乳歯が生え代わるなど、発育してゆく上で病気にもなりやすく、様々な危険を伴う時期なので、健や かな成長を氏神様にお祈りをする。現代的に言えば、子供を思うご両親の愛情表現の行事という意味合いが強くなっています。
753にはこういった意味合いが存在します。
そして意味合いが分かった上で、その記念にどんな写真を求められますか?
写真を撮りにあたっては、、
・フォトスタジオ(スタジオ ア〇ス)
・写真館(昔ながらのスクリーンを背景に)
・ハウススタジオ(屋内で撮影ブースがいくつか用意されている)
などなど
大体こんなところが最初に挙げられるかと思います。
その中で私が推し進めていて、最近じわじわ人気が高くなっているのが、753のロケーションフォト。
神社や公園などでその日の光・天候の環境で撮影するスタイル。
普段、お子様が遊ばれている延長戦で753の撮影もする感覚。
その日、極端に言えば、その瞬間しかない環境下で撮影するロケーションフォト。
このスタイルで私は753だけではなく、他記念写真であってでも撮影して欲しいと思っています。
別に屋内のスタジオ撮影を嫌っているわけではなく、折角撮影する記念写真だからこそ、その日しかない記録を存分に入れたい。
フォトグラファーとしてそう強く思っています。
そんな中、出張フォトグラファーとして私はどこでも飛び回ります。
お参りされる神社やご家族の思い出の地などなど。
その場所でその環境で“ならでは”の撮影をご提供します。
本当に一度、ロケーションフォトを味わって欲しいです。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
皆さん、良き1日にして下さいね♫
店長:酒井大輔
お客様とのご縁(enn)を何よりも大切に。個人事業主同士のチームで動いています。
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