川越市の長尾アートガーデンのブログ
2025年5月13日
植物には“血管”のように水を運ぶ管があります。
それが「導管(どうかん)」と呼ばれるもので、根から吸い上げた水を葉へと送り届ける大切な役割を担っています。
特に桜は、この導管が太くて短いのが特徴。
★そのおかげで勢いよく花を咲かせますが、同時に剪定や根の損傷に弱いという性質も持っています。
【導管の異常がもたらす症状】
• 枯れ枝:導管が詰まり、水が届かなくなった枝が枯れる。
• 樹液漏れ:導管が損傷し、幹から液がにじみ出る。
• 褐変:病気により導管が茶色く変色し、機能が低下する。
導管は、植物にとって“命の水”を通す大切な通り道。
桜のように導管の構造に特徴がある木は、とくに水の流れを意識した剪定や管理が求められます。
今回ご紹介した内容は、長尾アートガーデンが日々の現場で実際に見て感じた経験をもとにまとめたものです。
一部に学術的な表現とのずれがある可能性もございますが、現場感覚として参考になれば幸いです。
店長:長尾 崇史
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