板橋区の着付の安村のブログ
2020年2月13日
関東は「スッキリしゃきっとキュッと」が好みだそうです。吉宗公の時代、『贅沢は禁止!!』と質実剛健、質素こそ美徳と、法律で決められました。そう言う時代を乗り越えた江戸庶民のお洒落感覚は『見えない所に趣向を凝らす、気づかれないようなところが実は凝っている』が主流になっていったのだと思います。
関西は逆に思います。(勝手な想像でしかありません)
着付けもたっぷり、ぽってり、丸みを帯びて
の印象です。
実際、関東芸妓は『柳』と言う帯結びで博多献上をスラーッと垂らしているだけなのに対し、関西芸妓は『重箱』と言う帯結びで二重太鼓なのですがタレがない、大きめの太鼓を背負っています。織の帯で。
先日、はんなり美人さんが「着付けも帯もぽってりが好きなんです」とイメージをとてもわかりやすく伝えてくれました。精一杯応えたつもりですが、後から「もっとああすれば、こうすれば」と思う事しきりです。
結局何が言いたいかと言うと、もっと皆様のイメージを的確に表現できる技術者になりたいなと。
精進します。
ありがとうございました
店長:安村 貴子
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