世田谷区の庭和のブログ
2024年12月23日
今日は高木の松の剪定を行いました。
2年ほど手を入れずに放置されていたみたいです。
2年も手を入れずにいると枝が重なった部分は枯れ込み、枝が間延びしてしまいます。
基本的に樹の剪定は枝の更新を行います。
このように枝を切り戻すことで大きくなってしまうのを防ぎます。
しかし、2年も放っておくと枝が重なり合った部分は日が入らずに枯れ込み中の枝がなくなってしまい枝先にだけ葉がつく状態となり間延びした枝となります。
この状態では中に枝がないため枝の更新を行えません。
やはり、庭木を綺麗に保つ為には一年に一回は最低剪定が必要となります。
特に松は中の枝が枯れてしまうと、中からはもう新しい枝は出てきません。
こちらの松は今回はかなりすっきりとさせ、枝を整理させていただきました。
来年からまた新しく枝が出ますので、出てきた枝を上手く使ってこれからもっと綺麗に仕上げていきたいと思います。
松の良さは毎年手を入れることにより見事な枝ぶりに仕上がっていく事だと思います。
又、手入れ後は葉が陽の光で反射しきらきらと輝いて見えるのが美しいです。
せっかくの庭木ですので、大事にしていきたいですね。
店長:村井和道
庭木は家族。植物は生き物です。お庭を大切に。お庭のことなら精一杯サポートします。
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