久慈郡大子町のさえもん園のブログ
2025年5月20日
こんにちは!
さえもん園の中山と申します。
オーガニック庭師として、農薬や化学肥料を使わず、
自然に寄り添った庭づくりをしています。
このブログでは、
「毎年の剪定が大変…」
「できるだけ安心な方法で手入れしたい」
そんな方に向けて、
自然と心地よくつき合う剪定のことを、
わかりやすくお伝えできたらと思います。
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「この木、剪定したほうがいいですか?
それとも放っておいても大丈夫ですか?」
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剪定の現場で、よく聞かれるご質問です。
実は──
“剪定しなくてもよい木”というのは、あります。
でもそれは、“放っておいても問題ない”という意味とは、ちょっと違います。
木にもそれぞれ個性があります。
・もともと成長がゆるやかな木
・自然に整いやすい枝ぶりの木
・場所や日当たりにうまくなじんでいる木
そういった木たちは、
無理に手を入れずとも、じゅうぶん美しく暮らせる存在です。
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私たちが大切にしているのは、
「剪定することが前提」ではなく、「剪定が必要かどうかを見極めること」。
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言いかえれば、“切らない”という判断も剪定のうちなのです。
実際、現地を見て「これは今年は切らずに育てましょう」と
あえて“何もしない”提案をすることもあります。
なぜなら、無理に手を入れてしまうと…
・木のバランスが崩れる
・逆に枝が暴れ出す
・元気がなくなる
そんなリスクもあるからです。
剪定とは、「切ること」ではなく、
木の状態と暮らしのバランスを整えること。
だから、剪定が“いらない”と判断できるなら、
それはとても良い状態の証拠です。
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● 剪定が必要かどうか、まずは見せてください
● 「今年は切らない方がいい」こともあります
● 木の状態や場所に合わせて、やさしく判断します
● 不要な作業はすすめません。安心してご相談ください
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“切る剪定”ではなく、“寄り添う剪定”へ。
それが、さえもん園の庭しごとです。
毎年の庭しごとが、
少しでもラクに、楽しくなるように。
気になった方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
家と庭をつなげる
オーガニック庭師
さえもん園 中山
店長:中山佳樹
【茨城・栃木・福島対応】無農薬で自然に寄り添うオーガニックな庭へ
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