久慈郡大子町のさえもん園のブログ
2025年5月22日
こんにちは!
さえもん園の中山と申します。
オーガニック庭師として、農薬や化学肥料を使わず、
自然に寄り添った庭づくりをしています。
このブログでは、
「毎年の剪定が大変…」
「できるだけ安心な方法で手入れしたい」
そんな方に向けて、
自然と心地よくつき合う剪定のことを、
わかりやすくお伝えできたらと思います。
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木の根元から、にょきにょきと生えてくる細い枝。
「これって切っていいの?」
「放っておくとどうなるの?」
そんなふうに聞かれることが多いのが、
**“ひこばえ”**と呼ばれる枝です。
ひこばえは、木がストレスを感じたときや
強く剪定されたあとによく出てきます。
いわば、木が「これじゃ足りない!」と
がんばって出してくる“非常モード”のサインです。
なので、やみくもにバサバサ切るのはおすすめしません。
でも放っておくと、こうなります👇
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・木の根元がもさもさして見た目が悪くなる
・通気性が悪くなって病害虫が増える
・余分な栄養を吸って、他の枝が育ちにくくなる
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そこで大切なのは、
「木の様子を見ながら、整える」こと。
私たちがよくやるのは、こんな感じです。
・すべてを一気に取らず、元気な枝だけ残す
・今後育てたい形があるなら、それに沿って間引く
・木の元気がないときは、あえて残す場合もある
つまり、ひこばえは
“無駄”ではなく、木の声そのものなんです。
その声を聴きながら、
必要な枝は残し、余分な枝はそっと取る。
それが、木の調子を崩さずに保つ自然剪定の考え方です。
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● ひこばえの処理だけのご相談も歓迎です
● 夏前の風通し改善や軽剪定にも対応しています
● 剪定が必要かどうかの判断だけでもご相談OK
● 無料お見積もりもお気軽にどうぞ
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剪定とは、枝を切ることではなく、
木の声を聴いて応えること。
根元から出てくるサインを、
無視せず、でも押さえつけずに付き合っていく。
そんな剪定を、暮らしに取り入れてみませんか?
毎年の庭しごとが、
少しでもラクに、楽しくなるように。
気になった方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
家と庭をつなげる
オーガニック庭師
さえもん園 中山
店長:中山佳樹
【茨城・栃木・福島対応】無農薬で自然に寄り添うオーガニックな庭へ
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