宮若市のスマイルライフのブログ
2018年10月3日
こんばんは。
スマイルライフの店長の福住です。
当店は、ハウスクリーニングと家事代行を主に行っておりますが
最近のご依頼内容で特にご依頼が増えてきたなと感じるのは
遠方にお住まいのお子様からのご依頼で
高齢になるご実家でおひとり住まいのお母様やお父様の家事のフォローを
ご依頼になるケースが増えて参りました。
つい先日もおひとりでお住まいのご高齢の女性のお宅へ家事プランの
お打合せに行って参りました。
広い戸建住宅におひとりでお住まいで、増設を繰り返した建物は段差が非常に
多く、脚腰が弱り、耳が遠くなったお客様にとってはとても日々の清掃やお片付けにお困りのようでした。
多趣味でいらっしゃる、お客様の部屋はモノや不要品も多く、その分別や処分方法も地域独自で行っている事も多く高齢のお客様には選別やゴミ捨て場所へ運ぶことも難しいご様子でした。
ご依頼は当初は清掃のみのプランでしたがヒアリングをすることで新たな問題(片づけ、整理分別などの必要性など)も見えてきました。
高齢者、特におひとりでお住まいの方にとっては片付いていないお部屋に住み続けるということはかなりリスキーなことです。
まず、片付いていない部屋はつまずきやすく転倒などすると骨折からそのまま
寝たきりになってしまったり…
また、購入したものをきちんと把握できず重複して購入してしまう。
などの経済的な損失。
必要なものがすぐにとりだせない。
部屋が汚いと人を呼べない、気力がわかない。
ハウスダストの発生など。
最悪な場合ゴミ屋敷へと変貌をとげます。
数え上げたらきりがありません…
高齢のお客様のお片付けのポイントはお若い方のように
インテリア雑誌にでてくるような美しい部屋やスッキリしたインスタ映え
するような部屋でもなく、安全で住みやすい部屋です。
まずは
ものにつまづいて怪我をしないこと。
必要なものがすぐにとりだせること。(本人に場所がわかること)
大切な思い入れのあるものが側にあること。
これらが重要になってくると思います。
そして『断捨離』しすぎないこと。
なぜなら無理に処分させて喪失感が残ったり愛着があったものが
突然なくなることで不安を募らせる高齢者の方も多いようです。
ですので、今回のお客様は清掃と片づけを交互に様子をみながら
ゆっくりと話あいのもと作業をさせて頂くことに致しました。
いくつになっても
お片付けをすることはものと向き合う事であり
同時に、自分とものとの関係性と向き合う作業となります。
それは時にしんどく感じることもあるかもしれません。
特に取捨選択が苦手な方にとってはそれはそれはしんどいようです。
ですが片づけをした後は気持ちの上でスッキリするだけではなく
物理的に空間もできます。心に余裕もできます。
床もフラットで日々の清掃をはじめとする家事を効率的に行えます。
探し物ももちろん減ります。在庫管理もとてもしやすくなります。
ご高齢の方こそ、お片付けを1度しっかり行い
自立された生活をずっと続けて頂けたらと思っております。
今回、そのようなお客様の元気なシニアライフを応援できる
事に感謝しながらお打合せを終えました。
今後ともお客様に寄り添った家事プランをご提供できるよう
もっともっと努力していこうと思えた一日でした。
店長:福住江美
家事代行、丁寧なサービスを心がけております!お掃除・お片付け、断捨離お手伝いおまかせ下さい
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