新座市の株式会社 アドグリーンのブログ
2024年10月17日
樹護士(じゅごし)アーボリストの白梅です。
お庭の樹木、放置しがちですよね。
小さいうちは、一年、二年、三年とほったらかしでもあまり気にならないと思います。
分かります!!
まだ手が届くうちに、後からバッサリ切れば問題ないよね、って考えがちです。
ただぁーー!!
これだけは避けたい!
ここです👇
そう、樹木が小さい時に支柱に括られていた「ヒモ」。
ここをそのままにしておくと、ヒモが食い込んでその部分にキズが入ったようになり、大事な太い幹の部分が弱く育ちます。
厄介な事に、枯れません。
樹木はその部分のキズを補おうと太く育ちますが、根本的にはキズが入っていますので弱いです。
だからと言って、後からそのヒモを取り除こうとしても取り除けない事も多々ありますし、なんなら取り除いた方が隙間が出来て余計に弱くなったりします。
樹木は人間の様にキズの部分を修復は出来ません。
補おうと上塗り修正するだけです。
大事な事なのでもう一度言います。
ーーーーー
『樹木は傷を治す事は出来ず、補おうと上塗り修正するだけです!』
ーーーーー
少し前に、絵画の修復で、見るも無惨に修復された絵画がありましたね。
これ
剥がれは解決しましたが、根本的には解決してませんよね。笑
まぁこんな感じだと思って間違いないです。
ーーー結論ーーー
綺麗で丈夫な樹木を作るには、キズを出来る限り少なく育てる事がベスト!
です。
次回は
「支柱についての考察」
です。
店長:白梅 優
くらマアワード2019・2022剪定・造園部門【銅賞】2020・2021【入賞】15年以上の実績★植物ならアドグリーン♪
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