武蔵野市の株式会社マグノリア・コンサルティングのブログ
2026年2月22日
日本では、同時通訳のほうが、技術的にも通訳者としても上級という認識が一般的かもしれません。欧米では、そうでもないようです。
※3/2 加筆:もちろん、脳の負荷、集中力を要する厳しさ、判断スピードなどは同時通訳の大変さはあります。ただ、絶対的に同時通訳のほうが料金が上だとか、難しい、という見方ではない、という意味です。
同時通訳は、ある程度まるめて、言葉をシンプルにして、一種のあきらめが大切で、言葉の節約をしないと、骨子が伝わらない、わかりにくい通訳になります。流れていく元の言語を追いながら、追いついていくようなところがありますが、ここで、短期記憶する力を必要とします。
逐次通訳は、言い方を変えることはあっても、できるだけ、元のスピーカーの言葉を再現するので、正確さが求められます。1分くらい話したら、休んでいただき、通訳に入り、また進んだら、その次にまた英語や日本語で訳す、サンドイッチしながら進みます。
逐次通訳は、固まりごとに訳していきますが、記憶しながら、かつ、手を動かして、
ポイントとなる情報を記号のような形でメモをとります。
こちらでもやはり記憶力が試されます。
外資系企業のお客様で、「大丈夫、英語のできるスタッフがいるから」と言われても、結局、「通訳さん入ってください」とご依頼がくることがあります。
これは、「きいたときに、その英語はわかる」「きいたときに、その日本語はわかる」けれど、
通訳的なメモの取り方や、通訳的な短期記憶の保持の仕方がわからないために、
ご自身が話されるときと異なり、聴き終わったあとに元のお話を再現することができなくなる、=細かいストーリーの構築ができない、という現象が起きてしまうから。
ですので、お話に集中して、あとは余力を「考えるほうに脳を使いたい」方は、
ご自身が英語ができたとしても、通訳を使ってくださることがあります。
店長:渡部泰子
日英通訳 【ビジネス通訳/面談通訳/会合通訳】
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