名古屋市緑区の緑サービスの生活トラブル解決！のブログ

制服のブラウスを白くする

2021年7月19日

今日は洗濯の方法です。

着用する度にくすんだようになる制服のブラウス。
ちゃんと洗っているのに白くならないって経験はないですか？

そんなくすんだ衣類の漂白洗いです。

皮脂汚れのつくエリと袖口には直接塗るタイプのプレケアを塗って放置しておきます。（画像なしですので検索して下さい）
次にヤカンでお湯を沸かします。
沸かしたお湯をお風呂に入れ、ワイドハイターと粉洗剤を入れ、しつこいくらい攪拌してブラウスを浸け置きします。

ヤカンで沸かすお湯の温度は40〜50度くらいにします。
ここでの注意点は湯沸かし器からのお湯を使わないようにして下さい。
湯沸かし器からのお湯は安定しないので洗剤が均等に溶けません。
ティーパックを入れるとわかるのですが、ヤカンで沸かしたお湯と、湯沸かし器からのお湯で比べると溶け出し方が違います。

温度ですが低くいと漂白効果が弱く、高いと洗剤に入ってる酵素の作用が弱くなります。

ワイドハイターは今回はキャップ一杯、粉洗剤は大さじ一杯くらい。
それ程気にしなくても大体の分量で大丈夫です。
粉洗剤を使う意味はワイドハイターとの反応を促進させるためです。
ワイドハイターは弱酸性でアルカリ性と混ざる事で酸素を発生して漂白効果が得られます。
最近は液体洗剤が主流になっていますが、液体洗剤は中性ですのでワイドハイターと混ぜても反応しないのでほとんど漂白効果がありません。

余談ですが、ワイドハイターはアルカリ性が強いと低温でも反応するので、アルカリ性の強いアンモニアと混ぜると染み抜きなどの効果に威力を発揮します。

お風呂で浸け置きをするのは保温性のある環境で出来るだけ長い時間浸けておきたいのが理由です。

このまま一晩置いたら、しっかりと濯ぎと1分くらいの脱水して干して終了です。

クエン酸を少し入れて濯ぐとなおいいです。
人間の肌は弱酸性ですので衣類を弱酸性で仕上げると肌のあたりが良くなります。肌荒れが気になる方はおすすめです。

もう一つ、粉洗剤を使う理由は蛍光剤です。蛍光剤は紫外線の吸収で白く見せる作用がありますのでより白く見えるようになります。

白く見せたい衣類には蛍光増白剤入りの洗剤を使用して下さい。

画像は同じ条件で使用したブラウスの比較です。