名古屋市緑区の緑サービスの生活トラブル解決!のブログ
2024年6月8日
原因のほとんどはジャバラホースから排水管につながる部分にある防臭キャップの外れです。
ジャバラホースは伸縮性があり、シンクからのお湯や水の影響で伸縮(高い温度で軟化して常温で元に戻る性質)で段々と防臭キャップの密閉が悪くなり外れてしまいます。
防臭キャップの種類により密閉性の悪さや外れやすさもあります。
今のお家は基本的に排水管の密閉性をよくしてあるので、排水管内部の異臭は室内に入ってきません。
下水臭がするからといって、排水管の汚れが原因で臭いが室内に上がってくるわけではないのです。
密閉性に問題があり排水管の臭いが室内に入ってきます。
対策をしないまま排水管の洗浄をしても、この臭いは解決しません。
そして厄介なのが臭いは目に見えないので、原因の特定に時間がかかる場合があります。
防臭キャップの外れによる、見た目で明らかに原因を判断できる場合はよいのですが、別の原因で臭いが入ってくる場合もあります。
そしてその臭いが微量なら、原因を探るのが難しくなってきます。
防臭キャップを交換してもまだ臭いが微量にする・・・
次に疑うのはジャバラホース、
ジャバラホースにヘドロ状になった油が詰まったまま時間が経つとその臭いが外側に出てきます。
臭いが出るならホースから水が漏れるんじゃ??
そう思われますが、水は漏れずに臭いだけ出てきます。
これはジャバラホースの材質に関係していて、この材質は劣化してくると材質に含まれる成分が外側に滲みでてきます。
ゴム系にある、劣化で表面がベトつくというやつです。
これがホース内側から臭いの成分と一緒になって、ジャバラホースの表面から臭いを放つようになります。
(今までの経験からの推測です)
こうなると、ホース内側をいくら洗浄して綺麗にしても臭いは止まりません。
ジャバラホースも交換となります。
これでほとんどの臭いのトラブルは収まりますが、過去にそれでも臭いが出てきた事がありました。
調べてみるとトラップの上部にわずかな亀裂があり、そこから臭いがシンク下に籠っていました。
臭いは目に見えない・・・
そして人によって感覚も違います。
毎日、キッチンを使用している主婦の方は分かるのですが、これを旦那さんや業者に言っても、こんなものじゃない?と言われてしまう事があり、自分が過敏なのかと思って、諦めてしまう事があるのです。
こんなものですよ!
と済ましてしまう業者の殆どは、原因がわからないか、防臭キャップを交換して密閉しているから、もう臭いはもう出るはずがないと思い込んでいます。
物事には必ずと言っていいほど原因があります。
プロならば、その原因を追究できる気持ちがあるかないかで仕事の評価も変わってくると思います。
店長:敷地 誠
緑サービス 敷地 誠(シキチ マコト)です。困り事や気になる事、気軽にご相談だけでも大丈夫です!
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