愛知郡東郷町のきまた工務店のブログ
2025年9月25日
「雨が降るたびに、雨樋から水があふれてくる…」
「もう何年も雨樋の掃除をしていないけど、そろそろ限界かも…」
もしそう感じているなら、あなたの家の雨樋はすでに悲鳴を上げているのかもしれません。
雨樋は、雨水をスムーズに地面に流すための重要な設備です。
しかし、一度詰まってしまうと、単に水があふれるだけでなく、家の外壁や基礎を傷めたり、雨漏りの原因になったりすることも。
そんな厄介な雨樋の詰まり問題を、根本から解決してくれるのが「雨樋用落ち葉ネット」です。
今回は、この落ち葉ネットがなぜおすすめなのか、そのメリットと、知っておくべきデメリットを簡潔に解説します。
「落ち葉ネット」がもたらす3つの大きなメリット
1. 詰まりを強力に予防
落ち葉ネットは、雨樋の開口部を物理的に塞ぎ、落ち葉や枝、鳥の巣といった大きな異物が入り込むのを防ぎます。これにより、雨樋本来の機能を長期間にわたって保ち、詰まりによるトラブルを未然に防ぐことができます。
2. 掃除の手間と危険を削減
雨樋の掃除は、非常に危険な高所作業です。不安定な脚立の上での作業は転落事故のリスクを伴います。ネットを設置すれば、頻繁な掃除が不要になり、危険な作業から解放されます。長期的に見れば、業者に依頼するコストも大幅に削減できるでしょう。
3. 家の寿命を延ばす「予防策」
雨樋の詰まりは、外壁の劣化や雨漏り、シロアリの発生といった、家の構造に深刻なダメージを与える原因となります。落ち葉ネットは、これらの二次被害を防ぐための有効な予防策であり、結果として大切な家の寿命を延ばすことにつながります。
知っておきたい2つのデメリットと注意点
1. 設置に費用がかかる
落ち葉ネットの導入には、初期費用がかかります。DIYで設置する場合は材料費のみですが、ご自宅の高さや形状によっては、足場を組んで設置する必要があるケースも。この場合、別途費用が発生するため、業者に見積もりを依頼して確認することをおすすめします。
2. 定期的な点検・手入れは必要
ネットを設置すれば、メンテナンスが全く不要になるわけではありません。小さな砂や土、花粉などはネットの網目をすり抜けて溜まることがあります。また、ネットの上に落ち葉が積もったまま放置すると、雨水が流れにくくなることも。数年に一度は、ネットの上のゴミを取り除くなど、簡単な点検と手入れは必要になります。
まとめ:賢い選択で、雨樋の悩みを解消しよう
雨樋用落ち葉ネットは、多少の費用や手入れが必要になるというデメリットを考慮しても、将来の大きな修繕費用や危険な作業からあなたを解放してくれる、まさに**「賢い投資」**です。
「まだ大丈夫だろう」と先延ばしにする前に、一度ご自宅の雨樋の状態を確認し、落ち葉ネットの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
後悔しないための選択が、快適で安心な暮らしにつながります。
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