小牧市のロコソリューションズのブログ
2022年6月16日
こんなご依頼に対応しました。
元は、ネットワーク設定。
新たに光回線を開通されたということで、ONU(光回線終端装置)と無線ルーターの設置設定、および、ご家族の端末設定。
そして、ネットしすぎないように、お子様の端末は時間制限機能をつかっての制御とそのコントロールのしかたのご説明。
ミッションはコンプリートかと。
しかし、数日後、
「なんか、アドレスを変えてつないでくるんですけど!!!」
とのSOSメッセージが!!!
ネットワークに接続する機器は、MAC(メディア・アクセス・コントロール)アドレスという、世界で唯一、オリジナルになる番号が振られています。
無線ルーター側でMACアドレスで誰の端末か判断して時間制限による遮断とかするのですが…
もともと、お子様がネットしすぎないように、ということで、ご不在の間にスマホをお借りしてwi-fi設定をさせていただいたのですが、
・端末に登録しているSSID、パスワードを取得
↓
・MACアドレス偽装ソフトをインストールして、遮断されたら別端末に偽装して再接続
で、セキュリティー突破。
お子さん、すごいな。と。
通常、そこまで考えて、つかわないことまでやって作業料ご請求するわけにもいかないので通常の設定までなのですが、
そっちがその気なら、と、MACアドレスでのフィルタリング設定を追加してみます。
家庭内wi-fiへの接続なので、偽装して潜入しても不正アクセス禁止法には抵触しないのかな?
よそのだったらアウトですね。
『電気通信回線を通じて、アクセス制御機能を持つ電子計算機にアクセスし、識別符号以外の情報や指令を入力し、アクセス制御機能を作動させて、本来制限されている機能を利用可能な状態にする行為 (2号)』かな?
…1年以下の懲役または50万円以下の罰金ですね。
それにしても、「目的のために、手段を調べて、実行する。」すごいなー。
また、突破されたら次の手を考えないと。
楽しいなぁ。違うか。
店長:白神 裕久
多数の中小企業のシステム・ネットワークの導入、保守実績あり。ソフトウェア、OS、ハードウェア、ネットワーク全対応!
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