大阪市西区のカギと修理のイシデンのブログ
2020年12月13日
当店ではLEDテープライトの加工を承っております。
LEDテープライトとは細長いテープ状の中にLEDが入っていて12Vの電源で光るLEDです。机や棚に張り付けることもできますし装飾用や間接照明としても使用できます。
今回はテープライトを特定の長さに切ってリード線をつけてまたテープライトを付ける作業です。
テープライトは5センチ単位で切ることができ加工が出るようになっています。今回は単色のLEDでしたので電源はプラスとマイナスだけです。RGBタイプは端子が4か所ありいろんな色に変化ができます。同じ幅のテープライトで端子の数が違うだけですので加工の要領は同じです。
切断したテープライトを延長するためにリード線を作っていきます。これは棚などに取り付ける場合の渡り線になり1本の配線で棚や机に設置できます。基本は直列配線なリード線をテープライトに半田つけをしていきます。
以前は毎日のように半田つけをしていましたが現在は鍵屋のため機会が減りました。ステレオなどの基板に付いているICや電子部品の交換をしていましたので、プラスとマイナスのみの半田つけなので簡単だと思っていましたが意外と難しいのです。基板は基板自体が固いので半田で熱を加えると部品の取付が簡単にできるのですがテープライトは土台が柔らかくフラットケーブルの上にLEDが乗っている状態のため半田ごてで熱を加えすぎると半田がうまく乗らずフラットケーブルを切ってしまうかもしれないので電気屋の修理感覚とは違う感覚が必要です。まぁこれも今までの家電修理の経験があってのことですけどね。
1本作製すると通電のチェックをしてLEDが全部光るかの確認をします。今回は50セットの依頼でしたので距離も相当な距離になります。テープライトはぴったりの距離しかないので長さを間違えて切断したり半田つけを失敗するとやり直しはできないので集中して作業していきます。お店もありますので接客しながらの作業になりますし途中でやめると分からなくなります(全部同じ形ですから・・・)しかも期限が短い・・・徹夜覚悟でなんとか50セット完成です。徹夜はしませんでしたけども一安心です。
依頼主さんへ何に使用するか聞くと大手企業の展示用に使用するそうです。その時にミスターチルドレンの「彩り」という曲を思い出してしましました。
「僕のした単純作業は日常に彩りを加える」ってところです
店長:石神 洋明
家電修理業を長年従事していましたので家電の取付はお任せください。当店は鍵屋です。鍵の取付やドアノブ交換もお任せ下さい。
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