安城市の自律神経専門整体 ひだまりケアのブログ
2020年2月26日
なぜ心が不調になるのか?
それは自律神経が乱れているからです。
ではなぜ自律神経が乱れて心が不調になるのか?
それは体が、ある意味正常に機能しているからです。
オステオパシーなどの施術で、体を整えていく事はとても大切ですが、それと同時に心の不調の正体について知ることも大切です。
特に自律神経の乱れからくる心の不調の原因と対策を知ることで、今は出口がないと感じているような不安はかなり解消されます。
●心に不調をきたすストレスはこの4種類
①精神的ストレス
その名の通り、学校や職場での人間関係など、勉強やスポーツでのプレッシャーなど、心に感じるストレスです。
②構造的ストレス
骨盤の歪み、背骨の歪みなどがこれにあたります。
わかりやすく言うと、傾いた椅子に長時間座っているとストレスに感じますね。
これと同じで、悪い姿勢で座っていたり、背中が丸くなったりするとそれは体にとってストレスになります。
③化学的ストレス
排気ガスや、カフェインの取りすぎなど、体の中に入ると毒になってしまうストレスです。
またビタミンが不足したり、糖質を摂りすぎることも体にとってストレスです。
最近ではパソコンやスマホの光(ブルーライト)も睡眠の質を著しく低下させる立派なストレスといえます。
④温度湿度のストレス
暑かったり寒かったりすると体にとってストレスです。
特に体の冷えは、血流を悪くして、内臓や脳の働きを低下させる恐れがあります。
夏場に冷房をきかせすぎたり、冷たいものを飲みすぎるのは体にとって大きなストレスです。
●4つのストレスは、同じ器に入っている
これら4つのストレスは、実は同じ器に入ると想像してください。
積み木のようにストレスがどんどん重なっていき、ある一定の高さになると自律神経が乱れて症状がひどくなります。
例えば10個になると、ストレスに耐えられずに心の症状が出るとします。
構造的ストレスで4個、
化学的なストレスで3個、
温度湿度のストレスで2個、
合計9個のストレスが重なっている状態で、1個の小さな精神的ストレスが加わると、自律神経が乱れから心の症状が悪化します。
●4つのストレスへの対策
①精神的ストレス
まずは職場や学校をゆっくり休むこと。
しっかりと睡眠をとること。
起きている時間に、リラックスできる手段を持つこと。
→例:軽い運動、読書、呼吸法、ストレッチ
②構造的ストレス
体をまっすぐ保つこと。猫背になったら気づいて直すこと。
姿勢を良くする運動
→例:ストレッチ、筋力訓練(体幹)、ヨガ
③化学的ストレス
甘いものや刺激物(カフェインや唐辛子)を食べすぎないこと。
善玉菌(ヨーグルトや納豆など)と食物繊維をしっかり摂る習慣だけでも精神面は安定していきます。
便秘もしくは、お腹がゆるい時は牛肉や豚肉を食べすぎないこと。その時は腸に負担をかけない魚や鶏肉でとることがオススメ。
魚の油をとること(魚が嫌いなら、亜麻仁油やえごま油がおすすめ)。
ドカ食いは腸内の悪玉菌を増やして精神面にも悪影響を及ぼすので気を付けましょう。
④温度湿度のストレス
お風呂は湯船にしっかりと浸かって体を温める。
熱すぎるお湯は返って体を冷やしてしまうので体調が悪い時は控えましょう。
体を温める食品を食べること
→例:根菜、加熱した生姜・ニンニク、ほうじ茶、紅茶など
特に夏場のエアコンは効かせすぎないように気をつけましょう。
【参考書籍】
『うつ病 自律神経失調症治る人と治らない人』 鈴木直人
『この食事で自律神経は整う』溝口徹
『脳はバカ 腸はかしこい』藤田紘一郎
他
店長:岡本智広
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