草加市のラ・クレアシオンのブログ
2025年11月2日
原宿の街角に差し込む光が、ふとコーヒーの香りを引き立てる。
HONOLULU COFFEE HARAJUKUで、新作アサイーボウルの撮影を行った。クラシックアサイーボウル、チアシードプリンアサイーボウル、クラッキングアサイーボウルの三種を並べ、一枚のイメージカットに収めた。
ライティングは、夏の明るさではなく、少し温もりを帯びた秋の光を意識。アサイーの深い紫に、柔らかく赤みが差す瞬間を探した。
ボウルの上で輝くのは、バナナの淡い黄色、ブルーベリーの濃紺、そしていちごの鮮やかな赤。色の重なりが、まるで秋の風景を切り取ったかのように、静かに目を引く。
光を操り、影を見つめ、色を選ぶ──撮影の一連の作業は、単なる写真以上の体験だ。フルーツと光が織りなす小さな世界を、シャッター越しに描く。アサイーボウルを通して、季節の空気を映し出す喜びを感じるひとときだった。
店長:平野慎一
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