草加市のラ・クレアシオンのブログ
2025年11月13日
和牛焼肉武田さまにて、ホルモンを焼くイメージ撮影を行った。
網の上で、火が息づく。脂がにじみ、熱と香りが混じり合ってゆく。煙がゆるやかに立ち上がり、空気の層をゆらす。そのわずかな濁りに、肉の命が映るようだった。
ホルモンの撮影は、難しい。焼ける速度が速すぎても、脂が落ちきっても、絵にならない。旨みが頂点に達するのはほんの一瞬。そのわずかな“間”を逃さぬよう、火と対話するようにシャッターを構える。肉の表面がきらりと光り、脂の粒が火を受けてかすかに跳ねる。その瞬間、煙が動き、画に深みが生まれる。
強すぎる光は邪魔になる。レンズの前で、肉の表情がもっとも豊かになる角度を探す。火の赤が控えめに反射し、煙が陰影を与える。その呼吸を捉えたとき、写真は“香り”を帯びはじめる。
撮影後も、店内に漂う香ばしさが残っていた。
ホルモンは、火に託す料理だ。
その旨みの記憶を、今日もレンズが語っている。
店長:平野慎一
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