草加市のラ・クレアシオンのブログ
2025年4月7日
大宮の「牡蠣酒場㐂ウラ」で、魂を揺さぶる一皿と出会った。その名も「生牡蠣とA5和牛の黄金のウニ出汁しゃぶしゃぶ」。この皿に箸を伸ばせば、食の悦楽に飲み込まれること必至だ。
まず、目の前に置かれた生牡蠣。その艶やかさ、滴る海のエッセンス。口に含めば、潮の香りとともに広がる深い甘み。生半可な牡蠣ではない。噛むたびに旨みが押し寄せ、余韻が静かに溶けていく。
そして、次なる主役——A5和牛。薄くスライスされた肉片は、赤身とサシが織りなす美しきグラデーションを描く。それを「黄金のウニ出汁」にそっと潜らせる。出汁が和牛の繊維に染み込み、ほんのりピンクに変わる瞬間。口に運べば、ウニの濃厚なコクと和牛の甘やかな脂が混然一体となり、舌の上で溶け合う。これはもう、美食の極致。
撮影では、この瞬間を逃すまいと、立ち上る湯気やウニ出汁に沈む和牛の表情を細かく捉えた。生牡蠣の輝き、しゃぶしゃぶの余韻、それらが織り成す一瞬をフレームに閉じ込めた。
「牡蠣酒場㐂ウラ」は、ただの牡蠣居酒屋ではない。牡蠣と和牛、ウニの三重奏が奏でる極上のハーモニーを楽しめる場所。旨みの波に身を委ねる準備ができたなら、迷わず足を運んでほしい。
店長:平野慎一
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