草加市のラ・クレアシオンのブログ
2025年2月24日
高級店がひしめく日本橋室町。その中で異彩を放つ一軒がある。連日、多くの客で賑わいを見せる「東京餃子楼 コレド室町2」。この街にありながら、圧倒的なコストパフォーマンスと、本物の旨さで支持を集める実力派だ。
今宵、オーダーしたのは「餃子唐揚げ定食」。まずは主役の餃子から。鉄鍋でパリッと焼き上げられた薄皮の中に、肉汁がたっぷり詰まった餡。ひと口頬張ると、じゅわっと広がる旨みとともに、ニラとニンニクの香りが鼻を抜ける。添えられた酢醤油とラー油を纏わせれば、味の奥行きがさらに広がり、気づけば箸が止まらなくなっている。
そして、この定食のもうひとつのハイライト──唐揚げ。特製の醤油ベースのタレにじっくり漬け込まれた鶏肉は、衣はサクッと軽やかに、噛めばジュワッと旨みが溢れ出す。絶妙な下味が染み込んだそれは、まるで和食の名店で供される一品のような品格さえ感じさせる。
ご飯をかき込みながら、餃子と唐揚げの無限ループに身を委ねる。日本橋という街にありながら、この満足感は驚異的だ。格式ばったレストランもいいが、時にはこうした"本物の味"に浸るのも悪くない。
店長:平野慎一
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