草加市のラ・クレアシオンのブログ
2025年6月1日
港区芝の住宅街に突如現れる“肉の聖地”、マンチズ バーガー シャック。精肉店のような凄みと、職人の矜持が漂うこのバーガー専門店で、撮影を通じて出会ったのは、まさに“肉を喰らうための構造物”だった。
今回カメラを向けたのは、「自家製ベーコンチーズバーガー」にアボカドを追加した贅沢仕様の一品。撮影中も漂ってくるスモークベーコンの香りに、シャッターを切る手が自然と早くなる。グリルで焼き上げられたパティは、USアンガスビーフ100%。つなぎを一切使わない“肉そのもの”の存在感は、撮影レンズ越しでも伝わってくる。
ナイフを入れると滴る肉汁。パティの厚み、ベーコンの艶、アボカドの緑が、皿の上で完璧なバランスを描く。仕上げにチーズがとろりと覆いかぶさり、すべての要素が一体となって視覚にも美味が炸裂する。
実食後、撮影カットを振り返ると、その“旨みの構造”が一枚一枚からにじみ出ていた。パンは軽く、具材は重く。撮るたびに「食べたい」が募る──そんなバーガー、そうそうない。
ただのグルメでは収まらない。これは“肉”に対する敬意の塊。マンチズのバーガーは、撮っても食べても心を揺さぶる。
店長:平野慎一
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