草加市のラ・クレアシオンのブログ
2025年5月14日
昭和レトロと焼鳥の妙技が融合する――白金台で味わう大山鶏の深み
白金台の静かな一角に佇む「鳥さわ ジグボーンクラブ」は、予約困難な亀戸の名店「鳥さわ」が手がけるカジュアルスタイルの焼鳥店です。店内は、古民家をリノベーションしたような昭和感溢れる雰囲気で、壁には穴が空き、天井の配線が剥き出しになるなど、独特の空間が広がっています。席は、6人用の長いテーブルが2つ、2~3人用の丸テーブルが2つ配置されており、相席スタイルで食事を楽しむことができます。
注文はカウンターで口頭で行い、先払いのシステムです。ドリンクは自分で冷蔵庫から取り出すスタイルで、現金のみの支払いとなっています。
この日いただいたのは、かしわ、ハツ元、つくねの3品。使用されているのは、まろやかなコクと旨み、ジューシーさを併せ持つ大山鶏で、絶妙な火入れによって素材の持ち味が最大限に引き出されています。特にハツ元は、サクッとした歯ごたえの後にじんわりと旨みが押し寄せ、つくねはふっくら柔らかく、濃厚なタレが香ばしい逸品でした。
店内の雰囲気からは想像できないほど、若い女性客やカップルの来店も多く、レトロな空間と本格的な焼鳥のギャップが魅力となっています。「鳥さわ ジグボーンクラブ」は、昭和のノスタルジーと焼鳥の革新が融合した、唯一無二の体験を提供してくれるお店です。
店長:平野慎一
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