草加市のラ・クレアシオンのブログ
2025年12月19日
神楽坂の路地に佇む「かぐつち」様にて、メニュー撮影を行いました。今回レンズを向けたのは、数量限定で供される「絶品蒸しテール」。蒸籠という簡素な器の内に、時間と手仕事によって整えられた一皿です。
撮影において意識したのは、料理が本来まとっている空気感を壊さぬことでした。過剰な演出や強い主張は控え、テール肉の静かな存在感、表面に現れるわずかな艶、蒸籠の木肌がもつ柔らかな表情を、淡く浮かび上がらせるように光を整えています。目立つことよりも、目を凝らした先に気配として感じ取れる描写を重ねました。
料理写真は、瞬間の派手さではなく、記憶に残るかどうかが問われます。そのため、構図や色味は極力抑制し、見る者が想像を差し挟む余白を残しました。そこにあるのは、語りすぎない美味しさと、静かに伝わる確かさです。
「かぐつち」様の「絶品蒸しテール」は、出会える数が限られた料理です。その希少性もまた、写真の中で声高に語ることなく、奥行きとして留めました。料理と向き合う時間、その気配までも含めて、写真がそっと伝える存在であればと願っています。
店長:平野慎一
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