市川市のフジケングループのブログ
2025年10月5日
東京都江東区のマンションにお住まいのお客様から「トイレの水がゆっくりしか流れない」とのご相談をいただきました。
現地調査の結果、排水トラップ内部にペーパーが滞留しており、管内の尿石が狭くなっていることが原因でした。
今回は江東区で実際に行ったトイレ詰まり修理事例と、
マンション特有の排水構造トラブル・予防の豆知識をあわせて解説します。
1. ご相談内容と現地の状況
現場は江東区北砂の分譲マンション。築22年で、最近トイレの流れが悪くなっていたとのこと。
トイレットペーパーが少しずつ詰まり、水が一度で流れきらない状態でした。
江東区では湾岸エリアを中心に築15〜30年の集合住宅が多く、
排水勾配が緩い構造が原因で詰まりやすいケースがよくあります。
2. 原因の特定と作業内容
点検の結果、排水トラップにペーパーが蓄積しており、
さらに配管の曲がり部分に尿石が固着して水流が弱まっていました。
作業は以下の手順で実施:
ローポンプによる吸引除去
排水管内カメラ調査
尿石洗浄+軽度の高圧ポンプ洗浄
作業時間:約70分
費用目安:12,000円(税込)〜(高圧洗浄含む)
3. 豆知識:マンションのトイレは詰まりやすい?
実はマンションのトイレは、戸建てよりも詰まりやすい構造です。
理由は「縦管接続方式」にあります。
上階からの排水が一つのメイン管を通って流れるため、
水圧が変動しやすく、下階ほど流れが弱くなります。
【対策ポイント】
洗剤や漂白剤の多用は控える(配管の樹脂を傷めやすい)
定期的にお湯(40〜50℃)を流して尿石を防止
年1回の排水管清掃が理想
4. 豆知識:こんな詰まり方は注意!プロを呼ぶタイミング
ラバーカップを使っても全く水位が下がらない
水を流すと他の排水口(浴室・洗面)から音がする
一度は直ったが数日後に再発する
これらは「排水管奥の共用部」で詰まっているサインです。
集合住宅では、居住者側で触れない部分の可能性があるため、
無理に作業せず専門業者に相談しましょう。
5. 実際の施工の様子とお客様の声
高圧ポンプ洗浄後は、水の流れがスムーズになり音も静かに。
「管理会社では対応が遅かったので助かりました」とのお声をいただきました。
集合住宅では、共用部と専有部の境界が曖昧なケースも多いため、
トラブルを最小限に抑えるスピード対応が重要です。
6. 豆知識:詰まり防止におすすめの習慣
月に1回、お湯を流して排水管内の油脂・尿石を除去
トイレットペーパーは一度に流しすぎない
「流せるお掃除シート」は数枚ずつに分けて流す
長期不在時は1週間に一度水を流す(乾燥による臭気逆流防止)
小さな習慣でも、詰まり・臭い・逆流の防止に効果的です。
7. まとめ
トイレ詰まりは、構造や築年数によって原因が異なります。
江東区ではマンション特有の排水管構造による詰まりが増えているため、
軽度の詰まりでも早めの点検が大切です。
フジケングループでは、東京都江東区を中心に
トイレ詰まり修理・排水管清掃・高圧洗浄まで一貫対応しています。
夜間・休日もご相談可能です。
対応エリア:江東区・江戸川区・墨田区・葛飾区・大田区ほか東京都全域
施工:フジスイ水道事務局
総合建築のプロが直す、水回り安心対応、15分で駆け付け!即日対応可
<関東>
茨城県
埼玉県
千葉県
東京都
神奈川県