市川市のフジケングループのブログ
2025年10月5日
流山市のお客様より、「洗濯機の下から水が染みている」とのご相談をいただきました。
確認したところ、防水パンの排水トラップが破損し、床の一部が湿っていました。
今回は、防水パン交換と床補修を行った事例とあわせて、
防水パンを長持ちさせるための豆知識をご紹介します。
1. ご相談内容と現地の状況
流山市では近年、築15〜25年の住宅が多く、防水パンや給湯器などの水まわり設備の劣化が増えています。
今回の現場は築20年の木造住宅。
洗濯機の排水時に「ポコポコ」と音がする状態が続いていました。
調査すると、排水トラップ内部のパイプが一部割れており、排水時に水が漏れていたことが判明しました。
2. 原因の特定と工事のポイント
原因は経年劣化による樹脂割れと、ホース接続部のズレ。
このタイプの防水パンは、**内部で少しずつ水がにじみ出る“隠れ漏水”**が起きやすい構造です。
今回は、トラップ位置をずらして再設置し、床下を乾燥・補修したうえで交換を行いました。
3. 豆知識:防水パンの排水トラップは2種類ある
防水パンには「分離型」と「一体型」があります。
分離型:トラップ部分が独立しており、排水詰まりや交換がしやすい
一体型:本体にトラップが固定されており、交換時はパンごと取り替えが必要
近年の住宅では「一体型」が主流ですが、
10年以上使用している場合は排水口の汚れや硬化パッキンに注意が必要です。
4. 施工内容と作業手順
洗濯機・既存防水パンの撤去
床下の乾燥・木部補修
新しい防水パン(TOTO製 PWP640)設置
排水勾配調整・シール固定
テスト排水確認
施工時間:約2時間
スタッフ人数:2名
5. 使用製品と費用目安
使用製品:TOTO製 防水パン(PWP640N)
施工費用:18,000円〜25,000円(税込)
※床下補修を含む場合は+5,000円〜
※2階設置の場合は排水位置調整費用がかかる場合があります。
6. 施工後の様子とお客様の声
施工後は水漏れもなく、排水音も静かに改善。
お客様からは「以前より洗濯機の vibration(振動)が少なくなった」とのお声をいただきました。
勾配調整を丁寧に行うことで、防水パンの寿命を延ばす施工ができました。
7. 豆知識:防水パンの掃除を怠ると寿命が短くなる?
はい。実は防水パンの寿命を縮める最大の原因は「ホコリと洗剤カス」です。
排水口の周囲に溜まった汚れはカビや菌の温床となり、
プラスチック部分の劣化を早めます。
【プロのアドバイス】
・2〜3ヶ月に1回、排水口のフタを外してブラシ清掃
・排水トラップにぬめりがある場合は台所用中性洗剤で洗浄
・長期使用時は排水ホースの差込位置も確認
この習慣だけで、交換時期を3〜5年延ばせることもあります。
8. まとめ
防水パンは、普段見えない部分で家全体を守る重要な設備です。
フジケングループでは、流山市をはじめ柏市・松戸市・我孫子市など、
千葉県全域で防水パン交換・床補修・水漏れ修理に対応しています。
「洗濯機の下が濡れている」「排水音が気になる」と感じたら、
早めの点検・交換がおすすめです。
対応エリア:流山市・柏市・松戸市・我孫子市・野田市ほか千葉県全域
施工:フジスイ水道事務局
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