稲城市のゆぎおすのブログ
2024年1月29日
井上靖のお墓(1月29日が命日)
井上 靖(いのうえ やすし、1907年(明治40年)5月6日 -
1991年(平成3年)1月29日)は、日本の小説家・詩人。
主な代表作は「闘牛」「氷壁」(現代小説)、「風林火山」(時代小説)、
「天平の甍」「おろしや国酔夢譚」(歴史小説)、「敦煌」
「楼蘭」(西域小説)、「あすなろ物語」「しろばんば」(自伝的小説)、
「わが母の記」(私小説)など。
1950年(昭和25年)「闘牛」で芥川賞を受賞、
私小説・心境小説が主流だった敗戦後の日本文学に物語性を回復させ、
昭和文学の方向性を大きく変えた
戦後期を代表する作家のひとり。
劣等感から来る孤独と人間の無常を、
時間と空間を通した舞台と詩情あふれる文体・表現によって
多彩な物語のなかに描き、高い評価を得ました。
10代から83歳の絶筆まで生涯にわたって
詩を書きつづけた生粋の詩人でもあります。
1950年代は、いわゆる中間小説とよばれた
恋愛・社会小説を中心に書きましたが、徐々にその作風を広げ、
1960年代以降は、中央アジアを舞台とした
西域ものと呼ばれる歴史小説、
幼少期以降の自己の境遇を基にした自伝的小説、
敗戦後の日本高度成長と科学偏重の現代を憂う風刺小説、
老いと死生観を主題とした心理小説・私小説など、幅広い作品を手掛けました。
まだ海外旅行が一般的でない昭和期に、欧米の大都市から
ソ連、中央アジア・中東の秘境まで数々の地を何度も旅しており、
それを基にした紀行文や各地の美術評論なども多いです。
<お墓は伊豆・湯ヶ島に>
天城湯ヶ島町 湯ヶ島温泉「白壁荘」近くの熊野山にあります。合掌=
店長:源川 準
礼に始まり、礼で終わるお墓参り代行
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