アーサー・ミラーのお墓（2月10日が命日）

2024年2月10日

アーサー・ミラーのお墓（2月10日が命日）

アーサー・アッシャー・ミラー（Arthur Asher Miller, 
1915年10月17日 - 2005年2月10日）は、アメリカ合衆国の劇作家。
代表作は「セールスマンの死」など。

1915年にニューヨークのハーレムで、
オーストリアのユダヤ系の家庭に生まれました。
高校卒業後、1934年ミシガン大学に入学しますが、
成績の低さが原因で奨学金が受けられず、
更に大恐慌によって父親からの支援がなくなり、
2年ほど自動車生産工場で働きます。
入学後、演劇を学び、
1936年「悪人ではない」で学内ポップウッド賞受賞。
1937年「夜明けの名誉」でポップウッド賞、
シアター・ギルド新人賞を受賞します。
1938年、ミシガン大学を卒業。

1944年「幸運な男」でブロードウェーに進出し、シアター・ギルド賞受賞。
1947年「みんな我が子」がヒットし、ニューヨーク劇評家賞受賞。
1949年「セールスマンの死」をでエリア・カザンが演出し、
ニューヨーク劇評家賞とピュリッツァー賞受賞。
1953年「るつぼ」でトニー賞を受賞。
劇作家としての地位を確立し、テネシー・ウィリアムズとともに
アメリカ現代演劇の旗手に躍り出ます。
1959年、全米芸術文化協会から戯曲部門ゴールド・メダル授与。
2001年に高松宮殿下記念世界文化賞受賞。
マリリン・モンローの三番目の夫。
2005年2月10日、癌による心不全のため、
コネチカット州の自宅で死去。89歳。

「セールスマンの死」は、平凡なセールスマンに米国の夢を仮託し、
子供への過大な期待を抱いて自滅する姿を、
現代の悲劇の象徴として描きました。
また、1953年の「るつぼ」では、17世紀末の魔女狩りを素材に
マッカーシズムへの警鐘を鳴らしました。
その他、代表作に1955年の「橋からの眺め」、
1968年の「代価」などがあリます。

＜アメリカ合衆国・コネチカット州に眠る＞
稀代の作家、アーサー・ミラーは
広大なRoxbury Center Cemeteryに眠ります。

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