富士宮市の一期一会の写真たちのブログ
2020年2月9日
今回は、モデルさんの作品撮りについて、お話ししたいと思います。
自分が人物を撮影した最初の人が、モデルさんの吉澤 結貴さんです。
彼女を撮影し始めて、人物撮影の醍醐味を教えて頂きました。
昨日も撮影をしてきましたが、ポートレートは本当に奥が深いです。
人は、だれしも年齢という時を重ねます。
最初に撮影をした時と、昨日撮影をした時と撮影技術や機材は変われど、
この沸き上がる感覚は何なんだろうって、不思議と毎回思っています。
富士山、風景、お仕事の撮影もそうですが、
自分のイメージに、カメラが付いてくる感覚です。
まずは、最初の作品をご覧ください。
河津桜と雨に濡れている吉澤さんです。
もう、4年前になります。
自分が駆け出しの時の作品ですね。
2枚目は、これも自分の好きな作品です。
薔薇の時期に撮影をした作品です。
3枚目は、昨日撮影をした作品です。
85㎜単焦点レンズで撮影をしています。
この3枚の作品は、全て単焦点レンズです。
昨日、つくづく思いましたが、
自分は、85㎜の中望遠レンズが大好きみたいです。
背景のボケ感と、スッキリとした感じ、色のノリが最高です。
阿吽の呼吸で、撮影をさせて頂いてますが、
ポートレートの撮影は、直ぐにできるものではありません。
相手の表情、仕草、その時の気温、湿度、そして日時・天候で
随分変わるので、こういったモデルさん撮影の鍛錬の代物が、
皆様の撮影をする為の事につながっています。
お陰様で、吉澤さんには1ヶ月か2ヶ月に一回、個撮をさせて頂いております。
昨日も4時間の撮影で、800-900枚の間でした。(一時間、約200枚以上)
その中で、プロの彼女が選んだ枚数が約72枚です。
約一割前後なんです。
プロ同士でもこんな感じなんですよね。
自分が一時間に撮影をするのに、枚数をこだわるのがここにあるんです。
(一時間撮影金額と1時間の平均枚数で金額を割ると、1枚単価110円です。)
1-2ヶ月の間に、モデルさんとの撮影を行い、皆様の撮影を行い、
その他にも、富士山、風景、介護施設の撮影、新築住宅の撮影等々、
撮影をする感覚と、レタッチをする感覚が、研ぎ澄まされていきます。
(2019年223回の出張撮影 8万1千枚納品)
それは、撮影をする金額と納期に現れてきます。
金額を安く、早くレタッチすることは、インスタントみたいで味気ないと思っているのが、
正直な所です。(ごめんなさいあくまでも自分の考えです。)
パソコンソフトに任せれば、早くできますよね。
でも、レタッチしたものを見直し、最初のレタッチは、こう思ったけど、
時が経ち、今は、違う方がしっくりくるなっ。
やっぱりこっちにしよう・・・という時間は、必要だと思います。
車のデザインも一緒で、耐久時間に耐えられるデザインを
車には求められます。
それは、写真も一緒ではないのでしょうか?
(何年も時間をかけられないですが・・・)
大切な思い出に残る撮影。そして、写真をお届けしたい。
世界に一枚だけの撮影が、それが、一期一会の写真たちの考え方です。(^^♪
長文をお読み頂きまして、ありがとうござました。m(__)m
店長:小林 修史
静岡県からです。撮影枚数無制限と私のセレクトした2つ合わせた納品が大好評です。自然な笑顔で楽しい撮影を心掛けております。
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