葛飾区のMiネットのブログ
2024年12月13日
私は都内のオートロック式マンションに住んでいる。このマンションは、エントランスにはセキュリティカードが必要だが、一度建物内に入ると各フロアへの移動は自由で、フロアごとに防犯カメラも設置されていない。そのため、外部から侵入することは難しいが、建物内で何が起きているのか把握するのは難しい環境だった。
その夜、深夜0時を少し過ぎた頃、突然玄関のドアを「ドンドン!」と激しく叩く音が響いた。最初は夢かと思ったが、続く音で現実だと気づき、眠気が一気に吹き飛んだ。
音は次第に激しさを増し、やがてドアを蹴るような大きな衝撃音も混じり始めた。恐怖で声も出せず、ただ布団の中で固まっていた。音が止む気配はなく、次第にインターホンも連打され始めた。
インターホンのモニターを確認する勇気もなく、ただ息を潜めて時間が過ぎるのを待ったが、音が収まる気配はない。相手は無言のまま、ただ執拗にドアを叩き、インターホンを鳴らし続けていた。
しばらくして、急に静かになった。ようやく終わったのかと思った数分後、インターホンが再び鳴り始めた。今度はモニターを確認すると、そこには警察官が立っていた。
恐る恐るドアを開けると、警察官は「この建物で騒音トラブルがあるとの通報を受けました」と言う。驚くべきことに、私が応答しなかったため、騒音を訴える下の階の住人が警察を呼んでいたのだ。
私は深夜に音を立てた覚えは一切なく、静かに過ごしていただけだと説明した。警察も部屋の中を確認したが、特に問題は見つからず、「何かあればまた通報してください」とだけ言い残して帰っていった。その後、再び騒ぎが起きることはなく、その夜はようやく静けさを取り戻した。
翌朝、再びドアを叩く音で目を覚ました。今度は明るい時間帯だったが、激しい音に怯えた私は、すぐに管理会社に連絡を入れた。管理会社の担当者が状況を聞き、「調査を行います」と言ってくれたが、防犯カメラがないため、具体的な証拠を掴むことは難しいとのことだった。
その後、管理会社が介入してくれたおかげか、ドアを叩く行為やインターホンの連打はピタリと収まった。しかし、問題の発端となった「騒音」については、依然として原因不明のままだった。
日常は戻ったものの、あの夜の出来事が頭をよぎるたび、不安が胸を締めつける。原因がわからないこと、そして再発の可能性がゼロではないことが、私を落ち着かせてはくれない。「自宅」というはずの場所が、一度でも恐怖の舞台になると、それを完全に忘れるのは難しいのだと痛感した。
上記の経験をした私は自宅に、防犯カメラを導入することにした。
マンションや集合住宅において、防犯カメラを設置することは、住人の安全と安心を守るために非常に重要です。特に、今回のような隣人トラブルや不審者による嫌がらせが起きた場合、防犯カメラがあることで以下のメリットが得られます。
1. トラブルの証拠収集
防犯カメラがあれば、ドアを叩いたり蹴ったりする行為、インターホンを無言で鳴らし続ける行動などが記録され、トラブルの証拠として警察や管理会社に提供することができます。証拠が明確になることで迅速かつ的確な対応が可能となり、住人の安心感も向上します。
2. 不審者や侵入者の抑止効果
防犯カメラが設置されていると、録画されることを恐れ、不審者や悪意のある人物がトラブル行為を未然に防ぐ可能性が高まります。「見られている」という心理的な圧力が、犯罪や迷惑行為の抑止につながります。
3. 住人同士のトラブル解決
騒音トラブルのように「誰がどのような音を出しているのか」が不明な場合、防犯カメラの映像が原因特定の手助けとなります。これにより、住人同士の無用な誤解や争いを防ぎ、トラブルをスムーズに解決することができます。
4. 緊急時の迅速な対応
防犯カメラがあれば、不審な動きや状況を早期に発見することが可能です。管理会社や警備員がその映像を確認し、必要に応じて迅速に対応できるため、大きな被害を防ぐことができます。
5. 物件の価値向上
防犯カメラの設置は、住人にとって安全性の向上を実感させるだけでなく、物件全体の価値を高める要素にもなります。防犯体制が整ったマンションは、入居希望者にとって魅力的な選択肢となり、空室率の低下や賃料の安定にもつながります。
まとめ
防犯カメラは、ただ記録を残すだけではなく、住人の安心感を支え、物件全体の安全性を高める重要なツールです。マンションや集合住宅の管理において、防犯カメラの導入は、住人と管理会社双方にとって大きなメリットをもたらします。安全で快適な暮らしを守るためにも、設置を積極的に検討する価値があります。
弊社を見つけていただきありがとうございます!この繋がりに感謝し、誠心誠意対応させていただきます!
<関東>
埼玉県
千葉県
東京都