草加市の拓翔工業のブログ
2023年7月20日
こんにちは、店長の木村です。
本日、西日本地方の方で梅雨明けしたようです。関東も今週末あたりに明けそうですね。当店は夏場の熱中症対策もあり給湯器交換は午前中工事をメインとしています。
午後も受付しておりますので交換時間はお気軽にご相談ください。
さて今回は「配管カバー」と「据置台」の役割について書いてみます。
配管カバーとは、下の画像の部品です。見たことがある方もいるかと思います。
※ノーリツ エコジョーズ配管カバー650
※ノーリツ 従来機の配管カバー
この様に壁掛タイプ給湯器の各配管の接続は給湯器下部に接続しますので配管を隠すように取り付けます。
【メリット】
①美観が良い
②配管が見えなくすっきりしている
③各配管の保温材及びキャンパステープへの紫外線による劣化を防げる
④凍結防止
特に風雨や紫外線による保温材及びキャンパステープの劣化を防げるのが大きな役割かと思います。何十年と太陽を浴び続けますからね。特に西日が当たる面や、道路から見える位置に取り付けてある給湯器への取付が良いと思います。
また、配管が配管カバーで覆われている為、水道管の凍結防止にも役立ちます。
【デメリット】
①配管カバー代が掛かる(定価1万円前後)
②給湯器の横幅と同サイズなので配管が納まらない場合がある。
※標準サイズは縦の長さが450mmまたは600、650mmサイズ
※楯のサイズが長いほど部品代が高くなります。
また、こちらは壁掛タイプを台の上に載せるタイプが据置台です。配管カバーより割高です。
壁に強度が無い場合などに使用します。特に戸建ての場合、熱源器タイプは重量があるので、ほぼ据置台タイプを使用しています。通常の風呂給湯器より15kgから20kg重いですからね。
ちなみに風呂給湯器エコジョーズの重量は30kg前後、熱源機は45kg前後となります。
下記画像は、熱源機タイプからの変更で温水機器を使用しない通常タイプの風呂給湯器エコジョーズへ交換しました。
取替前が据置台使用の場合、各配管が下から来ている場合が多いので新たに交換する給湯器に合った据置台を選択することが多いです。
配管カバーと同じく、保温材やキャンパステープなどの劣化を防ぐ、凍結防止の役割があります。
各メーカーごとに価格設定が違いますが、ほぼ同じ価格帯ですね。
ただし仕切り(仕入れ値)が高いのであまり値引き出来ないのが現状です。
今回はここまで。
店長:木村光伸
「ガス業界経験26年」都市ガス・LPG工事可能!当店は東京ガス簡易内管施工店です。
<関東>
埼玉県
千葉県
東京都