草加市の拓翔工業のブログ
2024年11月9日
こんにちは、店長の木村です。
涼しくなってきましたね。体調管理にご注意ください。
今回は、東京ガス11月の保安強化月間について書いてみます。
当店は東京ガス「簡易内管施工店」登録店です。
簡易内管とは都市ガス露出部の内管フレキ工事が行えます。
30年ほど前はエネスタ(現ライフバル)でバリバリ(死語かな。。)にガス工事をやっていました。私のガス工事の基本ベースとなり、自信を持って安心安全工事を提供させていただいております。
東京ガスから「施工不備事例」が届いていたので紹介します。
・未資格者による施工不備
無資格者工事は話になりません。「知識、経験不足」もそうですが、特に「ながら作業」ですかね。工事の途中で違う事(電話したり、他の作業で離れる)をして、ガス工事での作業を忘れてのガス漏洩です。
◆前ゲージ、後ゲージとガス漏れ検査を行いガスを漏えいさせてない事が基本です。そのために「デジタルマノメーター」などでガス漏れ検査を行うのです。
私はガス工事だけじゃなく工事中は電話は出ません。意識が変わり大事な作業を忘れてしまう事があります。常識的に、お客様の前で違う工事の話をするのは失礼だとも思っているからです。ガス漏れは大きな事故につながります。
【このような工事はダメです:事例1】
見たときにびっくりした強化ガスホースの接続方法をご紹介します。
まずはこちらの画像をご覧ください。
何かおかしい工事をしていますが分かりますか?ぜひ施工業者様にも見ていただきたいですね(保安資料案件にもなります)
【画像に説明を入れます】
画像が分かりずらいですが、給湯器の接続口は20Aでネジコックも20Aなので本来は20Aでガス接続なのですが、無理やり口径を15Aにて接続しています。
また、給湯器側にオスネジを使用していますが本来はTU接続のメスネジが正解です。この接続ですと切断して外すしか出来ませんし、口径縮小によりガス量不足になる可能性があります。ただガス漏れをしていなかったことが救いです。
【こちらが正解です】
強化ホースカッターで切断後に縮小したエルボを撤去して、正常な工事を施行しました。基本的にガス給湯器の接続口径に合わせたガス管を接続しなければなりません。
【違法工事】
推測するには、以前のガス給湯器は15A接続でガス強化ホースを「再利用」するため、給湯器側に20Aから15Aに変更したがメスネジなので、オスネジ金具のナットを外し先にホースを差し込み接続してからナット金具締め付けをしたのではないかと分かりました(この方法で無いと接続できない)
26年間この業界にいますが初めて見たと思います。お客様に失礼な工事ですし、交換する時のことを想定していない工事で、頭が良い人か素人かどちらかだと思います。
【補足説明】
プロパンガスは、基本的に給湯器側ガス接続15Aになりますが「風呂給湯器」の場合は14mmのホース口径が無いと【最大ガス流量】が足りません。
交換工事でお伺いすると10mmの金属フレキ接続が多いです。お湯は普通に出ますが給湯と追い焚きを同時使用すると必要なガス流量が足りないという事です。
都市ガスは給湯専用器は15A、風呂給湯器は20号から20A接続です。
※パーパスは20号風呂給湯器でも15Aの場合があります。
当店は、都市ガス及びプロパンガス工事の有資格者で知識と経験が豊富です。
新品の給湯器は、どこで購入しても同じものです。交換工事は大手の会社で安心では無くて、本当に大事なのは「施工者」だと思います。
当店に是非お任せください!
店長:木村光伸
「ガス業界経験26年」都市ガス・LPG工事可能!当店は東京ガス簡易内管施工店です。
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