草加市の拓翔工業のブログ
2024年7月19日
こんにちは、店長の木村です。
7月18日、関東甲信地方でとうとう梅雨明けしました^^;
連日35度を超える予報が出ています。
熱中症対策と水分補給、休憩をしつつ、工事は行っていますが夏場に限り戸建ては午前8時より工事を開始しております。
集合住宅の場合、エレベーターでの搬出入など近隣にご迷惑になる場合がありますので8時30分~とさせていただきます。
また、午後からの工事で高温の予報が出ている場合、極力お急ぎで無い場合は控えさせていただきますので予めご了承ください。
【ガスについて】
7月18日に埼玉県の西川口で爆発事故がありました。まだ、爆発の原因は特定されておりませんがガスによる爆発の可能性もあります。
※7/22続報:「自殺しようとしてガス栓を開けたが断念した。換気したあとタバコを吸おうと火をつけたら爆発した」
【各ガスの特性】
◆基本的に各ガス共に無臭なので臭いを付けています。
・都市ガスは「空気より軽い」から上に溜まります。原料は液化天然ガス。発熱量は約11,000kcal/m3 ●燃焼範囲4.6%~14.6%
・プロパンガスは「空気より重い」ので下に溜まります。原料は原油。発熱量は約24,000kcal/m3 ●燃焼範囲2.2%~9.5%
比べてみると分かりますが、プロパンの方が圧力が高く燃焼しやすい。
プロパンガスはボンベで運ぶので人件費が加わり割高ですが、都市ガスと比べて発熱量が倍以上違うので、単純にm3単位で価格差を比べるのではなく都市ガスの使用量に2.1倍掛けた数字とプロパンガスのm3を比べて対等となります。
【ガスのプロへの依頼はなぜ安心なのか】
大手ガス会社は入社すると、研修に入りガスについて沢山の勉強をします。
特に危険性に関しては怖いくらい事故内容等の例など、なぜ起きたか?どうしたら良かったか等の知識を付けるので危険性を理解しています。
都市ガス接続は「ガス可とう管接続工事監督者」で接続できますが、資格は半日講習で取得できます。これでは個人的に知識として足りないと思います。
プロパンガスの場合、国家資格になり1年間の社員での実績から技能と筆記試験を合格して初めて資格証が発行されます。
また、各ガス資格「簡易内管施工士」「液化石油ガス設備士」「ガス機器設置スペシャリスト」など有料の更新講習が3年に1度ほどのペースで行っています。
※電気と水道の必須更新講習は基本的にありません。
●ガス接続について
【強化ガスホース】【金属フレキ管】など給湯器交換にあたり、再使用が出来ないので交換するのですが、予算を抑えるために再使用する施工者が残念ながら存在しております。強化ガスホースはゴム製なので経年劣化、金属フレキ管はフレア接続と言って金属同士で接続しますので一旦外した場合には再接続は不可なのです。
◆給湯器交換工事は数時間、お客様は交換した給湯器を十数年使用するのですから、必ず交換するようにしましょう。
ガスは便利なものですが、いかに工事に関して資格(特に知識と経験)が大切なのかが理解できるのではないでしょうか。
ガス事故は無くて当たり前なのです。日頃、何も起きないので分かりづらいですが起きてからでは遅いのです。工事担当者の資格を良く確認しましょう。
当店代表は「大手都市ガス会社」「大手プロパンガス会社」での経験と知識、資格が御座いますので安心してお任せください!
店長:木村光伸
「ガス業界経験26年」都市ガス・LPG工事可能!当店は東京ガス簡易内管施工店です。
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