草加市の拓翔工業のブログ
2025年2月23日
こんにちは。店長の木村です。
本日は、「給湯暖房熱源機」試運転方法とOKランプについて書いてみようと思います。
給湯暖房熱源機、東京ガスでは「TOKYOGAS ECO SYSTEM」の頭文字を取ってTESと呼ばれています。
東京ガス品番では、ノーリツならFでリンナイはHから始まる品番が記載されており、小さくメーカー品番も銘板に記載されており、数字やアルファベットには熱源機の機能や能力が分かるようになっています。
東京ガスの委託工事店(エネスタやライフバル)では、東京ガスのトレセン(人材育成センター)にて自社での資格制度を採用しており安心の技術が提供されています。
現在は、川崎の鶴見に統一されていますが以前は田町や板橋などでも過去に行っていました。
私の時は板橋で温水機器の講習を行いましたが、鶴見も行きましたよ。
鶴見は都内や埼玉からだと遠いんです。1週間ベースの研修だとグッタリですねw
【給湯暖房熱源機の試運転】
試運転では、温水暖房機器や風呂試運転を行います。
この2つの試運転で正常に完了すると「OKランプ」と言われる緑色のランプが基板上に点灯します。
赤丸内の緑色のランプです。東京ガス施工では、必ずOKランプが点灯しています。
このランプが点灯していないと修理対応しないと聞いたことがあります。
施工説明書では、床暖房の試運転の際に「床温センサー」を使用する事を推奨しております。しかし、床温センサーが無い場合は「水張り」を行う事で暖房機器が使用出来るようにもなっています。ただし、水張りのみの場合は「OKランプ」は点灯しません。
このセンサーをリモコン操作出来る床暖温水マット上に置いて試運転を行います。
6系統の場合、6ケ所行うことになりますが1時間程度の試運転時間を要します。
※冬場は良いのですが、夏場は床温センサーの使用は室温の影響で難しい場合があります
【工事費について】
風呂給湯器と温水暖房機器の2つの機能を有しておりますので、工事費は高額になってきます。また、温水暖房機器の試運転を床温センサーを使用することにより工事時間も長くなります。
それから、交換機種は以前より軽量化されておりますが35kg程度でしょうか。交換設置品となりますと機器重量も40~50kg程度あり、かなりの重量です。
暖房機器の接続部品も、再使用と交換でも部材費が大きく変わってきます。
二人作業でしたら工事時間は2時間~3時間程度、1人作業なら4時間程度掛かるかと思います。あくまでも問題なく設置出来た場合です。
【参考】
バス暖房リモコンは浴室内の設置機器とセットなので交換はしませんが、床暖房リモコンは機器本体と同年数経年しておりますので同時に交換をオススメします。
床暖房リモコンが故障した際に、床暖房が使用出来なくなり改めてリモコンの交換依頼をすることになります。
店長:木村光伸
あなたの町のガス屋さん!「ガス業界経験27年」都市ガス・LPG工事可能!当店は東京ガス簡易内管施工店です。
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