草加市の拓翔工業のブログ
2025年5月26日
こんにちは。店長の木村です。
最近、見かけて直すことが増えてきましたのでブログに書いてみます。
【循環金具フィルター】を逆さまに付けてしまって、外れなくなった。
Q:逆さまに付けるとどうなる
A:追い焚きしても設定温度に達する前に止まってしまいます。この現象をショートサーキット現象と言います。
・薄型の循環金具
フィルターが1cm程度で厚みが薄くなっています。ここ最近取り付けた循環金具はこのタイプかと思います。このタイプは逆さまに取り付けられない様になっているので問題無し
・少し前の循環金具
給湯器交換されるお客様でしたら、おおよそこのタイプが取り付けてあります。
各メーカーあるのですがフィルターの「はずす」と「とめる」の文字が無く(消えている)、上部に5mm程度の穴があいているタイプで、逆さまに取り付けてあることが多いのです。というか、逆さまに取付出来てしまうのです。
また、一度逆さまに取り付けてしまうと意外と取れないんですよね。私も外すのに少し時間は掛かりますが、直さないと正常な試運転が出来ませんので必ず直します。
【循環金具とは】
フィルター正面からお風呂のお湯を吸い込み(戻り)フィルター下部から給湯器からのお湯が出てきます(往き)
この様に、側面の下部に穴が開いてあり、お湯が出てくるところです。
【逆さまに取り付けるとどうなるの?】
湯張りすると、お湯が出るところが上になっているので噴水のように上方にお湯が出てきます。
自動湯張りが出来ずエラーが出る場合もあります。
追い焚きは、お湯の出てくる穴が塞がってしまいますので、沸かしたお湯が直ぐに戻ってしまう事により給湯器の方でお風呂が沸いた(設定温度に達した)と判断してしまうのです。
間違って逆さまに付けてしまった場合、少しずつずらしながらフィルターを外していくと必ず外れますので根気よくやってみてくださいね。
店長:木村光伸
あなたの町のガス屋さん!「業歴27年」都市ガス・LPG工事可能!東京ガス簡易内管施工店です。不用品回収も行っています。
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