草加市の拓翔工業のブログ
2024年5月27日
こんにちは、店長の木村です。
給湯器を設置の際は【ガス管】【水道管】【湯管】など接続工事があります。
勿論、必要な資格は多様にあります。
特にガス管は危険を伴いますので、有資格者が接続施工しなければなりません。
都市ガスの場合、「機器接続ガス栓」は再使用可能ですが、良く見る設置画像を見るとほとんど「ガス可とう管ラベル」を貼っていないものが多く見られます。
責任施工で給湯器を設置していますので必ず貼るものなのです。
このシールに会社名、名前、施工日を記入して接続したガス管に貼り付けます。
ガス可とう管や金属フレキ、強化ガスホース金具には「ガス可とう管ラベル」シールが同梱されているので、貼っているかと思いますが「機器接続ガス栓」画像の再使用可能なガス栓にも必ず貼らなければなりません。
画像左側のガス栓にも再接続したらラベルを貼らないとなりませんので、工事完了後の確認で貼っていない場合は、業者に貼るように伝えてくださいね。
「ガス可とう管ラベルシール」は、日本ガス協会で販売されていますが有資格者で無いと購入できません。
こちらは、特監法のラベルシールです。
バランス釜、FF給湯器やFE給湯器など、排気筒の付いている屋内式のガス給湯器の本体と排気筒に貼らないとなりません。勿論、排気筒は死亡事故が発生する恐れがありますので有資格者のもとで施工しなければなりません。
当店は、基本的に「屋内式の給湯器の工事のみ」はお受けしておりません。
理由としては、上記に記入していますが既存の排気筒の確認や必要部材、排気筒部材の選定、隠ぺい部の排気筒の安全確認が必須だからです。
排気筒の交換が必要なのか、点検口があるか?など確認する内容が多いので、簡単に引き受ける訳にはいかない給湯器なのです。
また、屋外式給湯器などと違い確認事項等が多くなることから、工事費は屋内式給湯器の方が比較的工事費が高くなります。
また、施工経験がないと確認することが出来ないのでお断りする業者が多いのも事実です。
今から30~40年程前?(もっと前かも)マンションラッシュで建てられた時に、FF式が流行ったらしいことは噂で聞きましたが、交換する時のことはあまり考えれてないマンションがいまだに多く健在しています。
【特にダメな状況】
・点検口が無い排気筒の天井裏配管
・設置工事指定以上の排気筒の曲がり配管、逆勾配、既定の素材でないなど
上記の場合は、点検口を設ける!排気筒を引き直しなど大掛かりな工事に発展する可能性を秘めています。
また、排気筒点検にはスコープなどで排気筒内部を確認する方法もあります。
給湯器交換はメーカー推奨10年が目安ですが、ほぼ15年位が多いです。
なので2回目の交換時の排気筒はほとんど問題ないことが多いが、流石に3回目ともなると排気筒の交換工事も視野に入れないとなりません。
そうなりますと、排気筒が通っている天井を剥がして、排気筒を交換、原状回復となるとかなりの金額になりますよね。FF給湯器は困ったものなのです。
また、築30年を過ぎる頃には排気筒だけじゃなく水道管やお湯の管、追い焚き管など鉄管や銅管などの配管に腐食が発生してきます。
現在の水道管は塩ビ管や樹脂管、床暖房なども樹脂管が多く採用されています。
リフォーム会社は、給湯器交換をネタにリフォーム営業を掛けてくるところが多く、そのため交換工事費を安く設定しているところが多いのです。
◆ガス機器専門店の当店はリフォーム営業は一切掛けませんので安心かも?
店長:木村光伸
「ガス業界経験26年」都市ガス・LPG工事可能!当店は東京ガス簡易内管施工店です。
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