国分寺市のあべ飛建のブログ
2025年11月15日
浴室の隙間はパッキン?コーキング?
→ 現在の浴室は“ほぼコーキング仕上げ”です!
お客様から「ここはパッキンですか?コーキングですか?」というご質問をよくいただきます。
実は、浴室の構造は 昔と今で大きく変わっており、現在のユニットバスでは
👉 浴室ドア“以外”の隙間は、
コーキング(シーリング)で仕上げるのが一般的です。
■ 以前の浴室はパッキンや樹脂パーツが使われることもあった
昔のユニットバスでは、
パッキン
樹脂パーツ(ビート材)
コーキング
が混在して使われることもありました。
その頃の名残で「白い=パッキン」と思われがちですが、
現在は構造自体が大きく変わっています。
■ 現在は「コーキング仕上げ」が主流
最新のユニットバスでは、防水性やメンテナンス性の向上のため、
✔ 壁の継ぎ目
✔ 浴槽まわり
✔ 入口枠
✔ コーナー部
などの隙間は コーキングで仕上げるのが一般的 です。
*例外* “完全にゼロ”ではありません。
① 一部の古い型番を継続使用している集合住宅
→ 樹脂ビート材が使われているものが残存
② 高級仕様の一体成形パネル
→ 継ぎ目自体が少ない構造(ただしコーキング不要という意味ではない)
③ 一部の浴室リフォームで、既存を活かしてビート材が残っているケース
ですが、新規で販売されているユニットバスでは、ほぼコーキングが標準 です。
▼ コーキングが選ばれる理由
防水性が高い
黒カビに強い(防カビ剤入り)
補修が容易(費用、時間があまりかからない)
パーツ供給を必要とせず補修しやすい
そのため、白いラインに見える部分も
パッキンではなく「樹脂パーツ+コーキング 」が主流になっています。
■ 樹脂パーツが劣化した場合は「コーキング打ち換え」が最適
樹脂パーツはメーカーが交換部品を出していないことも多く、
劣化した部分は撤去して コーキングで仕上げる方法が現在の一般的な補修方法 です。
■ 「浴室ドア」だけはパッキン交換がおすすめ
ドア部分は開閉の動きがあるため、
弾力性のあるゴムパッキンが必要な構造 になっています。
浴室ドア部分だけは、純正パッキン交換がベストです。
<まとめ>
浴室ドア以外 → コーキング仕上げが一般的
白いラインはパッキンではなく 樹脂パーツのことが多い
浴室ドア → パッキン交換が正解
お写真を送っていただければ、
「パッキンかコーキングか」や「補修の可否」を正確に判定いたします。
深夜以外は 2時間以内に返信 いたしますので、お気軽にご相談ください。
店長:阿部金弘
1級防水施工技能士(シーリング)キャリア30年以上の技術、自信があります! 丁寧に施工します。
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