守山市の有限会社 中島産業のブログ
2021年8月24日
今回は簡単に網戸張替の種類と違いについて書いていきます。
①網目
まず網目の細かさがいくつかあり、~メッシュという単位で言います。
主なメッシュは、18,20,24,30です。
一般的なものは18と24メッシュで、細かい虫が気になる方は24メッシュを選ばれることが多いですね。
NHKの番組で観た情報によると、コバエは18メッシュでは余裕で通り抜けてきますが24メッシュだと通れないようです。
ただ24メッシュは張られたときに引っ張る力も18メッシュより強く、中桟の無い網戸で幅が広いものだと縦枠が曲がって完全に閉まらなくなることもあります。
②色
色は主にグレーとブラックの2色がありますが、それぞれ見え方に特徴があります。
グレーは光を反射しやすいため外から室内の様子が見えにくいです。その代わり、屋内から外も見えずらくなります。
ブラックはその反対で光を吸収するので外からも内からも見えやすくなります。
なので、外の景色や庭を楽しみたい場合はブラック、プライバシーを重視したい場合はグレーを選ぶと良いでしょう。
また、両方の長所を生かした、中から外は見えやすく、外から中は見えにくいマジックネットという商品もあります。
③素材
・ポリプロピレン
網そのものの素材ですが、一番一般的なものはポリプロピレン製です。
北側や軒の出の深い南側であれば寿命は10年ほどで、日当たりが良いところでは4~5年くらいの寿命になります。
・グラスファイバー
グラスファイバーとはつまり、ガラス繊維ですね。
これを網目状にして塩化ビニルで被覆したものになるのですが、網がほつれたり網目が広がることがなく、熱にも強いので煙草の火程度ではすぐには穴が開きません。
ポリプロピレンより2~3倍の強度があり、海外ではこれが人気のようです。
ただ、メッシュはの種類はあまりありません。
・ステンレス
公共の建物にはステンレス製の網もよく使われています。耐久性・対候性抜群で寿命もとても長いものですが、加工がやや大変で価格もかなり高くなります。
・ポリエステル(ペットディフェンス)
最近問い合わせが急速に増えているのがペットディフェンス網戸ですね。
ポリプロピレンよりも太いポリエステル製の網に塩ビコーティングでコーティングしたもので、圧倒的に丈夫で犬や猫の爪も引っ掛かりにくいものになっています。
うちでは取り扱いを始めて2年ほどになりますが、大変人気があります。
このように一言で網戸と言ってもその種類は様々で、建物の立地、窓の位置、日光の当たり方、防犯性、耐久性等、様々な角度から見ていくと意外と奥が深いですね。
どれを選べばよいのか分からないという場合は、気軽にお問い合わせ下さいませ。
店長:中島 正和
明治33年創業 地元を中心に高品質かつ丁寧な施工を心がけ、いちばんお客様に信頼される店を目指しています。
<近畿>
滋賀県
京都府